生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信1201 ・読売・朝日の低劣ないざこざ――ナベツネ氏の引退は? 

2012-03-23 06:46:28 | 日記

 おはようございます。
 生き生き箕面通信1201(120323)をお届けします。

・読売・朝日の低劣ないざこざ――ナベツネ氏の引退は?
 
 読売新聞のドン、渡邉恒雄氏、通称・ナベツネもついにここまで衰えた
かと情けなくなります。例の清武英利氏(前巨人軍代表)との争いがエス
カレートし、朝日新聞にまでちょっかいを出されていることです。たかが
身内の問題を、あたかも天下の大問題のような取り上げ方をされて、
みっともない姿をさらし続けています。

 朝日新聞が一面トップで、「巨人軍はプロ野球選手を獲得するために
標準以上の契約金を払った」と大々的に報じました。読売新聞は「やま
しいことはない。朝日が謝罪しなければ、法的措置も辞さない」と反撃
して、読売・朝日低次元いざこざが続いています。契約金問題の陰に
清武氏がいることは想像にかたくない。両紙とも自らを「日本を代表
するクオリティー(高級)紙」と任じていますが、なんとみっともない次
元の低さ。続報がいくらにぎやかに書きたてられてもとても、しょせん
「三流の問題」にすぎません。また、どういう形で落ち着くにせよ、読
売新聞がマイナスのイメージから一方的に購読部数を減じて、手負
いの傷を受けるのではないでしょうか。

 ナベツネ氏の権力の源泉は、巨人軍のカネを自分のポケットマネー
のように使える権限を握っているからです。もちろん、読売グループの
人事権を握っていることが、最大のパワーの源です。気に入らない人
間はその時の気分で簡単に飛ばしてしまう。今までにどれほどの犠牲
者が出たことか。今はだれも逆らえません。回りは「イエスマン」の茶
坊主ばかり。

 したがって、巨人軍に発するカネの問題、プロ野球界のカネの問題
が、解決する展望もまったくありません。ナベツネ氏が現在の地位で
”君臨”する限り、改善はあり得ない。つまり、今となってはナベツネ引
退以外に、問題解決の道はないと断言できます。

 で、ナベツネ氏が引退する見通しはあるでしょうか。残念ながら、当分
はなさそうです。なにしろナベツネ氏は「日本をちゃんとしないと、死ん
でも死にきれない。オレがやっていることは遺言なんだ」と口癖にしてい
ます。これ以上、もうろくしても、そのもうろくしていること自体が自分で
は判断できない。やっかいなゾーンに入ってきました、読売新聞は。