生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信1199 ・「法案修正の有無にかかわらず『反対』だ」と、小沢一郎氏

2012-03-21 06:40:54 | 日記

 おはようございます。
 生き生き箕面通信1199(120321)をお届けします。

・「法案修正の有無にかかわらず『反対』だ」と、小沢一郎氏

 民主党執行部は本日3月21日に消費税に対して、「修正」を加えた
うえで意見集約する段取りです。「修正」といっても、党内の反対論を
踏まえて反対派に譲歩する形を見せるためあらかじめ押し込んでお
いた「のりしろ」の修正だから、シナリオ通りで「修正」でもなんでもない。
茶番にすぎない。

 「『修正』でも反対」と、あくまで反対を貫く立場を明確にした小沢
一郎氏。本日の読売新聞朝刊に、小沢氏への単独インタビューが
一面と四面に分けて掲載されました。小沢氏をいわば”罪人”同様
にしてきた読売のこれまでの姿勢からは180度豹変した扱いでした。
ちょっと脇道にそれますが、この読売の豹変ぶりにも小沢氏に対す
る公判判決を先読みした評価の修正が雪崩を打つ形で進み始め
たことがうかがえます。それはともかく、読売は本日の民主党が意
見集約する合同調査会に合わせて、小沢氏の「修正しても反対」と
いう宣戦布告をぶつけたのです。

 小沢氏は、民主党と自民党の大連立にも反対の立場を鮮明にし
ました。あくまで現執行部を追い込む方針です。党の分裂、政界再
編成への布石を着々打ち始めたと見えます。消費税を軸に、「推進」
と「当面阻止」の二つに整理して、有権者にも分かりやすい政治を
めざした動きといえます。

 次の総選挙は、「国民の生活が一番」をめざす政治か、それとも従
来の「自民党型」につながるアンシャンレジーム政治を選択するか、
日本をじゃぶじゃぶ洗濯する選挙になりそうです。

 それはともかく、本日の合同調査会、仕切り役は「言うだけ番長」の
前原誠司政調会長です。どんな仕切りができるのか、お手並み拝見
しましょう。