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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信598 ・身動き取れなくなった普天間基地、次の展開は「撤去」へ

2010-07-24 06:55:07 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信598(100724)をお届けします。

・身動き取れなくなった普天間基地、次の展開は「撤去」へ
 日米両国政府とも、普天間基地問題を解決する動きが著しく低下しています。両国政府のサボタージュといいましょうか。現状に甘んじる姿勢が強まり、沖縄の人々の苦しみを放置する結果となっています。
 
 アメリカ政府自身が14年までの海兵隊グアム移転完了を断念したようです。日本側は8月予定の工法決定を先送りする意向を固めました。沖縄知事選が11月に予定され、その後でなければ”移転”問題のしっかりした結論を得られないという判断です。

 結果として残るのは、「普天間の居座り」。そして周辺住民の苦痛の日常。

 これは為政者の不作為による許しがたい罪悪ですよね。

 こうなれば、沖縄はいよいよ独立するしかないでしょう。もう日本政府に任せておくことはできない。私たちは十分すぎるほど我慢し、待ちました。しかし、日本政府は裏切り続けました。もう待てません。日本に見切りをつけます。自分たちの問題は自分で解決します。そういう気持ちになるのも無理はありません。

 日本人としては、この際日米安保条約を根本から見直しましょう。改定安保から今年は50年の節目。日米安保を必要とする根拠となった東西冷戦もとっくに終わりました。世界の平和は、情勢の変化に応じて考え直すときです。日本はこの当たり前のことをサボってきました。

 すくなくとも日本国民に知らせずに、安保条約を変質させることで、アメリカの要求する体制へ対応できるようにしてしましました。その端的な例が、自衛隊の行動範囲を日本周辺から、一気に世界全体へ広げたことです。これは完全に憲法違反です。

 日本は、いまこそ憲法9条の原点に立ち返るときです。専守防衛の自衛力に限定して「平和国家」を全面に押し出し、東アジアの安全保障体制を築くことに全力を尽くす。

 日米安保条約は障害になります。廃止しましょう。普天間基地も廃止・撤去の方針を固めましょう。それは平和な日本を次代に引き継ぐ私たちが果たすべき最大の責務のはずです。普天間は、移設ではなく、撤去が正しい解決策であると考えます。