生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信582 ・小沢グループを盛り立てましょう

2010-07-08 06:58:03 | 日記
おはようございます。近所の田んぼの稲がもう青々とひざの高さくらいまで成長していました。
生き生き箕面通信582(100708)をお届けします。

・小沢グループを盛り立てましょう
 参院選投票日まで今日を入れてあと4日。期待の民主党は、菅体制になって「官僚依存体質」が強まり、自民党時代とまったく変わらないほどに変質しました。菅体制を支持するだけでは、わたしたちの国はおかしな方向へ進んでしまいます。

 といって、自民党はだめだし、共産党も相変わらず。乱立の新党も期待はできない。参院選の投票先は、まだ決めていない人が40%です。どうしましょうか。

 菅首相は、昨日の遊説では「消費税はだんまり」と書かれるほど発言を抑え、「税制改革一般」に重点を移しました。民主党の各候補にも「税制改革の必要性を訴えてください」とメールを打ったそうです。

 財務省に強力な吹込みをされた菅首相は、当初唐突な印象を与えるのもものかわ、「消費税の引き上げ検討」を記者会見で打ち出しました。周到な用意を欠いていたために、発言はぶれまくり、結局は消費税発言の封印へ。なにしろ、何の目的で上げるのか、福祉目的税なのか、本当は赤字財政の穴埋めのためなのか、肝心なところに触れられないままの強行引き上げの印象ですから、せっかく理解しようとする善意の有権者からすら見捨てられる始末。

 財務官僚に操られるだけでは、菅さんが望む「長期政権」はとてもむりです。

 この選挙では、問われなければならないもう一つの大事な争点も隠し通しました。普天間基地に象徴される日本の安全保障をどうするのか、アメリカとの距離をどうとるのか、日本の立ち位置について十分考えようとする姿勢もないまま、まるで既成事実のように「対アメリカ従属路線」を進みます。

 アメリカは、日本の官僚とマスメディアの主要ポストに親米派を配置する周到な環境を作ってきましたから、菅体制では日本が自分の足で立ち、自分の頭で考え、誇り高く行動することは望むべくもありません。 

 アメリカと官僚に対する政治のあり方を最もよく理解し、行動できるのは、やはり小沢一郎とそのグループしかいないと思います。有権者が、日本が進むべき真実の道について結果を出してほしいと願うばかりです。