カルテ番号 や・6(42)
種などという考え方は普段しない。
人は自分の基準で一生を考える。
平均寿命が大よそ80年。
100年先を思う事さえ困難だ。
種となると、現人類で数万年。
人間の祖先は600万年。
知識としてはあるが、その長さは想像できない。
つまり、種というとらえかたは出来ない。
「長寿族は個を超えて、種としての意味があるようです。
といっても、する事は同じです。
生きとし、生きる。
特別な使命などと力むと、余計な歪を生むようです。
精一杯生命を愛おしんで、大切に生きる。
とても長生きである存在があると、調和という安定力が増すようです。
長寿族は長生きする事に、意味があるのです」
院長は少し考えてから言った。
「例えば・・・樹木という生物があります。
植物ですが、やはり長寿族がいます。
樹木は人間より長生きですが、長くても数百年。
でも長寿族の樹木は、千年を超します。
すると、その巨木がある地域、山全体はとても安定します。
そこにいる全ての生物が生きやすくなるのです。
でも植物ですから、その巨木は動かないのですよ。
ただ、長く生きているだけです」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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