カルテ番号 え・3(5)
玄関を入ってきた時から判った。霊障という類だ。
こういうのを持ち込む人は、陽水には息苦しさと、時には頭痛がする。
もちろん強弱があり、氣功を始めてから出てくるのもいる。
これでは通常の病院に行っても原因はつかめないし治らない。
怪しげな霊能者に行くとアレコレ原因を話すが、それが本当かどうかは確かめられない。
ほとんどは、デタラメか霊を感じても解釈を勝手にして勘違いになる。
そして、例え原因解明が当たっていても、治す力とは別なのだ。多少あっても弱い。
冷たく暗いモノだ。暖かい光で勝手に消えていく。原因などどうでもいい。
ほとんどは人という歪んだ感情の影響だ。
感情に正しさや理屈など押し付けても空回りするだけだ。
それより、優しく、温かく、明るくすれば消えていく。
陽水は霊に対しては、深くかかわらない。温かく、暖かくなれば勝手に消える。
ところが、時には理由を話したい霊もいる。何しろ感情は人間と同じだ。
人が様々なように霊も様々だ。
そして口が無いので、生きている人の口を借りて話すことがある。
この時の母親がそうだった。
その状態での母親の意識はあるが、自分のコントロールが効かない。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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