第十一章(8)
無苦集滅道
最初から「正」の訳し方が間違っている。
「正」は「明るさ」の事なのだぜ。
これなら、誰でも判断できるのだ。
「正しい考え」は人によって違う。
だが「明るい考え」は一致する。
「正しい言葉」ではなく「明るい言葉」なのだ。
「正しい行い」ではなく「明るい行い」だぜ。
ブッちゃん(仏陀)は「苦」を軽くする、
あるいは無くすには「明るさ」がいいぜ、と言ったのだ。
それが「八正道」なのだ。
不出来な弟子達は、真意が解らなかった。
マジメな人達は「正しさ」に固執する。
マジメな人達は、結構争い好きなのだぜ。
戦争はキマジメな人達で行われているのだ。
「正しさなんて追求するなよ。
それは害になるだけだ。
それより、明るさが一番だぜ」
正しさを追求する修行を止めた。
そして菩提樹の下で閃いて仏陀(開けた人)になれた。
ラテン系のオッサンになって、解放されたのだ。
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