第十章(6)
無無明亦無無明尽 乃至無老死亦無老死尽
「老死」は十二因縁の最後の言葉だ。
人は無明で生まれ、老死まで続いて迷う存在だ。
だから無明から脱却しよう!
というのは無茶な話だし、宗教組織の商品言葉だ。
無明から脱却したフリの教祖やその他はいる。
本当に無明から脱却したら、人間でいられない。
「悟り」を得たら、人間ではいられない。
そんな事は当たり前なのになぁ・・・。
「悟り」を商品にして商売するんだもんなぁ・・・。
頭いいよなぁ・・・・
頭の悪い衆生達、ケモノ達、妖怪達。
騙されるくらいで落ち込むなよ。
ブッちゃんは、その為に話をしてくれている。
「般若」はその為に書かれているのだ。
頭のいい、悪いと幸せは別次元なんだ。
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