第十章(11)
無無明亦無無明尽 乃至無老死亦無老死尽
「無明」の中で生きている。
十二因縁の世界内で生きている。
それは大前提だ。
ならば、どう生きるか。
それが経なのだ。
ブッちゃんは「無」というコツをくれた。
「こだわるなよ」と笑顔で言った。
その先には「愉しめよ」がある。
無明を愉しむ。
無明は愉しめる環境なのだぜ。
愉しむ事が道(経)となる。
無明だから、全てが経験となる。
無明だから、生きる力がある。
先が分からないから、生きられる。
無明は、生かしてくれる環境なんだぜ。
苦しみを含めて、生きる力となるんだぜ。
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