第五章(9)
色即是空 空即是色 受想行識亦復如是
「受・想・行・識」は個人の心の動き。
「亦復如是」は「それも似たようなもんだ」と訳す。
「かくの如し・同様」よりも、やわらかく話そうね。
「即是」と書かなかった点にも注意をはらおうね。
「受想行識 亦復如是」は「空即是色」にかかるのだ。
「色即是空」に亦復如是とすると「五蘊皆空」とカブる。
色+受想行識=五蘊だからだ。
だが、多くの訳は「色即是空」に亦復如是をかぶせる。
原因は「色即是空」と「空即是色」の違いを認識してないからだ。
頭が良いと字面で訳をする。
正確かもしれないが、困ったもんだなぁ・・・。
字面を正確に訳しても、心中を観ることはできない。
ワシも心中を観ることは不明だが、頭を使わない分、適訳かも。
と、自画自酸性雨、我田因数分解、意味踏み絵・・・。
勉強はほどほど、が適しているのだよ。
頭など良くても、そのうちボケる。
名前が出てこない、漢字を忘れる・・・もうすぐだぞ。
でも、心が柔らかなのは、死んでも残る(活きる)。
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