第六章(12)
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
世界の何処か、あるいは宇宙の何処か。
全体的には何事も「不増不減」なのかもしれない。
だが、それは一つの推測にすぎない。
人間が宇宙全体を計ることはできないのだ。
絶対法則だぁ、と言われてもなぁ・・・
現実は、様々なモノは増えるし、減るし・・・。
ブッちゃんの周りに集まった衆生達(ケモノ・妖怪含む)。
増えない、減らないには納得できねぇ。
「バカ言ってんじゃねぇ。メシを食わなきゃ腹は減る」
「うちのかぁちゃんの腹は増える一方だぁ」
「金は減りすぎて、無くなったぁ」
だからブッちゃんもそんな事ぁ言わねぇ。
現実から離れた話は趣味だ。
趣味は興味が無い人達には無いに等しい。
ブッちゃんは役に立つ伝法をしているのだ。
趣味を話しているのじゃない。
経は趣味を書いたモノじゃない。
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