光峯氏は「錦」についてお話下さった。
織物世界と縁が無かったワシだ。
「錦」が日本の絹織物の最高工芸だと知らなかった。
錦を飾る・・・。
飾るモノなのだ。
最高の織物芸術作品なのだ。
世界に誇れる日本の美。
日本の伝統織物は優れた美を創りあげていた。
絹の断面が三角とは知らなかった。
その為にプリズムのように色が変化する。
その特色を活かした染色技術。
その特色を活かした織物技術。
金糸、銀糸等の製糸技術。
とても多くの工程に熟練の職人がいる。
丁寧に多くの時間と「氣」をかけて一つの工程がある。
それらが総合されて一本の糸が交わる。
一本ずつ「氣」を込めて織られていく。
多くの「氣」の塊。
それが「錦」となる。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)