神楽を舞う少女。
手に持つ飾り刀は宝剣だ。
神楽は神様に楽しんでいただく行い。
それが「芸能」の元となる。
楽しんでいただくが、そこには畏れがある。
尊びがあり、感謝があり、嬉しさがある。
そして、人間技ではどうしようもない願いもある。
それらを表現したものが、舞であり唄であり音楽である。
それらは、全て神楽だった。
宝剣は神に奉げ、そして通路をいただくモノだった。
宝剣は神の(一部の)「氣」と通じて、初めて役に立つ。
当たり前なのだが・・・知らなかった。
守護も破邪も人間の「氣」だけでは役にたたない。
ワシは神社の在り方を観たように思った。
神社の役目(の一つ)を教えていただいた。
鍛冶職の御先祖様達が、何故神職と同じ姿なのかも。
今までは神楽を見ても気づかなかった。
一人の少女の舞が、大きな意味を教えてくれた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)