「場」と「方法」
「癒し効果」を、もう少し注意深く観てみましょう。
「癒し効果」の場合、特定の区切られた「場(空間)」に起こる場合と、特定の「方法」による場合があります。
「特定の場」には「自然界の場」と「人工の場」があります。
修験道などで昔から霊場といわれた御滝場や岩洞などは、体や心が安定する特殊な効果の「場」でした。
昔からある神社の境内が清浄なのも、そういった自然の場を人間が利用し、後で社を築いたわけです。
人工的に「癒しの空間」を作り出す場合も、水晶などの天然の物質を多用しています。
人工的な物質からも効果がありますが、その仕組みや大元には自然の仕組みと天然物質を応用しているわけです。
「特定の方法」にも「(天然)物を用いた方法」と「生物(人間)が媒体となる方法」があります。
どちらも「自然界のエネルギー的なもの」を活用しているといっていいでしょう。
人間が媒体の場合、自らが中継器的になるのと、発生器的になるのとの違いがありますが、いずれも何らかのエネルギー的なものを活用するのに違いはありません。
もちろん量や強さや周波数はそれぞれ違います。
「場」でも「方法」でも活用しているエネルギーの種類があります。
中継にしても発生にしても発生源の違いもあります。
発生源が違えば、その量や質も当然違ってくるわけです。
その癒しエネルギーの種類を「天・地・人」と私は分けてみましたが、生命が多重構造になっているのなら、発生源の違いにより生命の各層に作用する種類も違うわけです。
単純にどちらが強いとか適しているとか決められません。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」