水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

H・1・3

2006-01-22 23:59:26 | Weblog


 「治療」ではない「癒し」

 治療を目的としての行為は「治療」の世界ですが、やすらぎを目的にした行為は「癒し」の世界です。
「治療」を意識していませんから、「癒し」は「治療」ではないのです。
結果として、不都合部分の回復や修正や治癒が起こっても、あるいは起こらなくても「癒し」としての行為に変わりがありません。

 「治療」は結果を重視します。
しかし「癒し」は結果を目的としていません。
「癒し」はその過程の「やすらぎ・やわらぎ」が目的といえるでしょう。
この「やすらぎ・やわらぎ」は言葉の柔らかいイメージと違い、とても強く巨大な影響をもたらします。

 影響の範囲も個人だけではなく、人類、生物、地球といった広がりを秘めています。
「癒し」を穏やかな治療類似行為と同等に考えていたら大きな間違いです。
「治療」とは全く別の仕組みです。
最初から別世界の行為として理解していただきたいと思っています。

 「癒し」と「治療」との混同は大きな間違いを引き起こす危険性さえあるのですから、曖昧のまま野放しでは、癒し行為をする人(ヒーラー)と治療行為をする人(ドクターや他の施術者)と受ける人(クライアント)の三者が迷惑になってしまいます。

 その逆に、お互いの立場を認め合い、協力し合えば、クライアントの病状回復、病気予防、健康増進や維持などに相乗効果となって貢献できるでしょう。

 「癒し」を理解し活用するならば、今の医療における問題点を多方面にわたって解決するだけでなく、国としても地球全体としても住みやすい明るい未来の道標になるのです。

 「癒し」も「治療」も人が幸せになる為の智慧として存在しているものです。


 
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
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