アバウトなつぶやき

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こども四日市2009

2009年11月08日 | じもと
 毎年この時期に開催されている「こども四日市」。
 今まで気になっていたものの、息子達は興味ないようだったため参加した事はなかったのですが、なぜか今年は長男が「これ、kzくん誘って行きたいなー。」と言い出しました。
 ふむ、良いんじゃない?

 開催日は昨日と今日。
 さすがに修学旅行の翌日は疲れてると思い今日にして、多い方が楽しいかもーってことでkzくんと面識のあるTくんも誘って参加して来ました。
 こうやって、他校の生徒が仲良くなるのも良いよね♪


 このイベント、こどもが主体となる工夫がされています。
 
 開催地は公園なのですが、まずは200円を払ってその公園内で使える市民権と通貨を得ます。

 そしてその中で、働いて報酬を得たり、物を買ったり、はたまた物を売ったりする事が出来ます。
 フリーマーケットによく似ていますが、異なる点がいくつかあります。
 まず、大きな点は通貨が「円」ではなく、子供銀行の発行する「ヨー」という単位であること。
 この中では円→ヨーは出来てもヨー→円へは換金できません。
 ココでしか使えない通貨であることで、計画的な売買ができるわけです。

 フリマの出店をしたい場合は出店料として1000ヨーが必要なのですが、その1000ヨーを換金して出すのではなく、働いた報酬で払わせるのが本来の目的のようです。

 中にはハローワークがあり、そこには色んな仕事が用意されています。
 各イベントのスタッフ手伝いから、掃除、車椅子タクシー、販売員、よくわかんないものにスパイや探偵など、さまざまな仕事があり、仕事内容と時間に応じて報酬をもらえます。
 ちなみにTくんはセンターのお手伝いをして1時間で100ヨーをもらい、うちの長男とkzくんは野点のコーナーで「茶道の心得がある」との評価を得て、他の手伝いの子供の指導をしたってことで1時間で300ヨーをもらっていました。
 おっ、こんなところで評価されるなんて嬉しいね。


 うちの子達は、ボードゲームやカードゲームを持参して遊技場を出店し、「1回10ヨー」にしていたのですが、植え込みの中で呼び込みもしない状態では誰も来てくれなかったみたい^^;
 それでも、自分達で働いて得た報酬を何かに使ったり、友達同士で時間を共有することは楽しかったようです。
 長男、来年は中学生なのでもう参加することはないかもしれません。
 でも良い経験にはなりました。
 また、今度は次男が参加すると良いんですけどね。