アバウトなつぶやき

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船場センタービル

2005年07月08日 | おでかけ
 少し前からりーこ姉さんに「大阪へ行こう」と誘われていたのですが、なかなか現実になりませんでした。が、数日前から「浴衣用に半襟が欲しいから、夏休みまでにできれば行きたい」と言われ、いきなり大阪行きが実行へ。
 名古屋へ行った日に「3日後の金曜日に行こう!」と言われたので「おいおい、立て続け~?」と思ったものの、その辺はワタクシの事。義母が次男を見てくれると決まったら、仕事はサボっていざお出かけ。

 行き先は大阪中央区船場にある船場センタービル。地下鉄だと本町駅を降ります。
 ここは卸問屋街。主に繊維関係の問屋が集まっているので、着物などはとてもたくさんあるのです。HPをみるとおしゃれな町並みのファッションビルを思わせられたのですが、想像と行ってみるのとじゃ大違い。古くからあるところだけあって、小さなお店のひしめき合う通路の中は、まるで下町の市場のよう。名古屋の方だと大須の街がビルに集合してるのを想像すれば良いのでは。
 りーこ姉さんの目当ては居内(いうち)商店。昨年末にビル内で移動したとのことで、現在は7号館の2階にありました。
 とても個性的な着物や和装小物を作っているお店で、古典柄はあまりなく、個性的な生地のものばかり扱っています。写真に見えるサイコロ柄なんて序の口。スノーマン柄の足袋やバンビ柄の帯、野球ボール柄の草履…と、現代柄が盛りだくさん!完全に「和服を現代的に楽しむ」若い子向けのお店です。
 全国的にも創作着物では有名なようですが、これまた小さな店舗で展示スペースは6畳あるかどうかぐらい。どうやらネット販売がメインのようで、りーこ姉さんが欲しかった「音符柄の帯」も今は生地しか置いていないとのことで「ご希望なら注文をお願いします」と言われました。
 ネット注文からどんどん捌けていくので、店頭にはネットで売れずに残った在庫分だけが並ぶようなのです。それでも人気柄はあっという間に完売になるそうです。う~む、和裁やっておけば良かったかなぁ。(手作業キライだからダメだけど)
 さて、この船場センタービル。卸売りだけあって色んなものが安い!
 今は浴衣のシーズンなこともあって、1000円未満で買える浴衣も結構見かけました。ワタクシは「今日は付いていくだけ!買い物はしない!」と誓っていたにもかかわらず、あまりの安さに1200円の浴衣と3000円弱の下駄、それから1800円の半幅帯を買ってきてしまいました。ま、良い柄や生地の浴衣はそれなりの値段しますけどね。
 でも、浴衣なんて1万円も出せば陳列商品の上物扱いですよ、船場では。その前に行った大丸百貨店で浴衣の平均価格が3万円を越えていたことを思うと…ワタクシの買ったのなんて寝巻きね、寝巻き!
 この夏、中高生の親類に会うんだ~というお方。土産に浴衣ってのも良いかもですよ!今時、ミシンでの仕立て上がりの浴衣はやっすいわ~♪
 そして着物を揃えたいお方、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと掘り出し物が見つかりますよ。

 
 

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