アバウトなつぶやき

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平成27年度 第67回「正倉院」展

2015年11月02日 | かんしょう
先週の木曜日、平成27年度 第67回「正倉院」展に行ってきました。




正倉院展が混雑するのは有名なため、ずっと興味がありつつも二の足を踏んでいました。
しかし、ただいま職場でこの時代の話が絶賛飛び交い中。一度は観ておかないとイメージがわかないという事態になったため、展覧会づいてる今秋、一念発起して足を運びました。

小学校で読み聞かせをしてから行ったら、到着が11時頃。
すると設置テントの最後尾近くまで行くことに。行列覚悟だったとは言え、どんだけかかるのと不安になります。
でも、入場制限しないおかげで列は結構早く進んで、40分ほどで入場。まぁ入場制限しないって事は中は人で溢れてるんですけどね。


中の混雑は本当にすごくって、人混みに入っていかないと展示ケースにたどり着けないほど。
なんで展覧会にこんな苦労をってげんなりするんだけど、でもやっぱり本物を観ると仕方がないのかなぁと思っちゃう。そういう魅力がありますね、お宝って。
この時代にこれだけの細工が!って思うと本当に観る価値を実感します。
あと、やっぱり混雑覚悟で見に来る人達って本当にこういうのが好きらしく、耳にする会話がとても意識の高い内容が多くて殺伐としていないのがイイと思いました。混んでるときに文句言ってるのを聞くのっていやな気分ですもんね。

今回の目玉は、まるでルイ・ヴィトンのモノグラムのような「紫檀木画槽琵琶」のようで、ポスターや図録の写真を飾っています。
他にも鏡とか鏤尺とか目に見えてきらびやかな装飾のものがあります。まぁ、説明は↓のHPでご覧下さい。
奈良国立博物館 第67回正倉院展
図録を購入したので展示内容を説明しようと思えば出来なくもないのですが、消化し切れてないのでただいま書く気になれません。
ただ、今回は年中行事に関わる宝物が多数出陳ということで、手芸に関わるものがたくさんありました。
決して華美なものではないのだけれど、これが私にはとても面白かった。
とりあえず手芸は嫌いではないので、その時代の女性の手仕事に携わる気持ちや作業が伝わってきてこの時代をとても身近に感じました。

14時頃にはすっかり外の混雑はおさまっていました。とは言え、中の人はまだたくさんいらっしゃるんだけども。


期間中、正倉院の外観を観られるので歩いて行くと紅葉が始まっている木もありました。でも、まだまだこれからという感じ。
紅葉狩りと正倉院展を一緒に楽しむのは無理なのが残念。


いつもは展覧会を観た後は会期情報とオススメの一言を入れてますが、正倉院展は嗜好がハッキリしてるので初心者の私はあえて書きますまい。
好きな人は混んでても行くし、何が出陳中かも調べてらっしゃる事でしょう。
しかしまぁ、11/9まで休館なしですので忘れてたって方は今週、都合つけて行ってください。


---おまけ---

少し前、職場のおかーさまに草木染めの本を貸したらすごく気に入っちゃってね。私が以前にクサギで染めた作品の写真見せたら「これで染めたい!」とおっしゃったので久しぶりにトライしたんです。
その時に、特に作りたいものもなかったので私は羊毛を染めたんですよ。
そしたらなんだかフェルト小物作りたくなっちゃいまして。正倉院展で毛氈を観た後だったので、余計です。

それで作った最新作がこれです。
 
同じく職場の同僚、まっちゃんの愛車スバルR2がモデル。家族にウケが良かったのでアップじゃ。
これの前にクジラ作ってまっちゃんにあげたらすごい喜んでくれたので、また喜んでくれると嬉しいな~。

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