和ですよ、和

　日本人。夏になると和テイストが恋しくなったりしませんか？
　浴衣、花火、簾、茣蓙、金魚、風鈴…。
　うちのご主人さま、日頃は「和」の微塵も感じられませんが、蕎麦打ち以来思うところが出てきたようです。「どうせ形から入るなら、蕎麦打つ時は作務衣（さむえ）でやれば～？」と言ったら「買ってくれたら着る。」と言うので、先週も作務衣を買ってきたところ。(さすがに長袖・長裾は暑いらしくて甚平に乗り換えも近し)
　さて、ワタクシはと言えば普段から浴衣を着てるわけにもいきません。「和よ、和。」とか言ってヨーガンレールのワンピースを２枚も買ったら、どえらい出費に…ざぁっ(血の気引く音)。この間の臨時収入なんてどこへやら。とっくの昔にマイナスだっちゅーの。
　で、和スタイルはこれ以上無理！ってことで珍しく和食に走ってます。
　うちは長男の「肉好き」のせいで魚よりは肉料理のほうが多いのだけれど、このところは魚です。（ひよちゃん。ことの始まりは、お宅のカマスとキスを義母が買ってきたところなのよ。)
　今日は生まれて初めて魚の状態からバッテラを作りました。しめ鯖自体、自分で作ったのは初めてだもんね～。
　昨日から仕込んで、夕飯に出したら好評！義母に「コレ美味しいけど、どこで買ったの？」と言われて（それはわざと大げさに誉めてるんかいな？）と思いつつ、やっぱりそう言ってもらえると嬉しかった♪ま、確かに身は厚いし魚の味がちゃんと出てるもん。作ってよかったー。
　しかし、今回コレを作ろうと魚屋で並んでる【真鯖】と【ごま鯖】を見比べて「この１００円の差って何ですか？」とか言ってるワタクシ。そこから分かってないんだっつーの（魚屋で「断然真鯖が美味しいよ！」と言われ、それまでごま鯖しか買ったことないのを反省）。こうやって日本の主婦になってくってことで…ご愛嬌、ご愛嬌。