アバウトなつぶやき

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三浦景生/西池昭彦 展

2007年05月07日 | かんしょう
 GW中にパラミタミュージアムで恒例の、子ども写生大会を開催していたので参加してきました。
 今回は珍しく主人も同伴。どうやら前日のレースで転倒したのがショックで、家にいても何もする気が起こらないらしい。お気の毒さま^^;
 長男、今年はパステルで勝負です。
 パステル(ハードです。ソフトは買えん。)は、ちょっとぼやかすときれいに見えちゃうから主人は「思ったよりきれいに描けたな」と言ってたんだけど、見る人が見たらごまかしてるのがバレバレなんだよー。今年は昨年より書き込みや情熱が足らんのは一目瞭然。ワタクシ、今年の結果は望み薄とみております。

 さて、せっかくなので企画展も見逃す手はありません。
 現在開催中の企画展は「三浦景生展」でした。
 三浦氏は現在91歳というご高齢。
 染色と陶芸の両方を手がけられた経歴の持ち主ですが、当初は商業的な制作から入り、染色家への入門という方です。かるーい言い方をすれば脱サラ組なのですが、その制作した作品はというと、商業的なものとはかけ離れた前衛的なものになっていました。
 実はワタクシの好きなタイプの作品かというと難しいのですが、作家さんの制作したお年を考えると「このお年でこの作品!」とビックリさせられました。芸術家の頭の中って、いつまでもお若いのですねぇ。
 
 ▲晨(牡丹) ※あした
 これは1973年の作品です。この作品は幻想的ではありますが、古典を思わせる大胆なパターンが取り入れられてます。しかし、これが絵でなく染めなのがすごい。

 で、驚いたのはこの作品群。

 この陶芸作品は2002~2003年のものが多いです。てことは、制作したのが5年前として…86歳!?
 このデザイン、この色使い。ちょっとかわいくて、10~30代の女性を思わせませんか?それが、作ってるのはおじいちゃんなんだもんねー。
 美術品ってのは往々にしてそういう驚きがありますが、ご存命の方だけに身近です。新作は写真に収めてきませんでしたが、大きな屏風で、とっても幻想的な作品になってました。あれが染めなんだから…力作です。

 あと、一階の小ギャラリーで「陶の鳥たち」という西池昭彦氏の作品が展示されてましたが、この方は三重の鴛鴦窯(おしどりがま)の作家さんで、その名の通り、鳥モチーフの陶作品ばかり作ってらっしゃるようです。
 どれもかわいかったのですが、連れて帰れるほどサイフに余裕がございませんので残念です。。。
 長谷園みたいに窯出し市とか言って、安価で譲ってくれるなら連れ帰れるのになぁ…。

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2 コメント

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三浦景生展 (ひるひる)
2007-05-08 21:46:46
なんだか好みです~。
牡丹の絵の色使いとか好きです。i-boshiさんの写真を楽しんじゃいました。
陶芸もいい感じですよね。
本当、この美術館目の付け所がいいですね。
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★ひるひるちゃん (i-boshi)
2007-05-09 00:29:28
そっか、ひるひるちゃんは好みかもね。(この記事にコメントをつける人はいないだろーな、って思ってたからちょっと嬉しい 笑)
デザインも良いけど、色が良いでしょ?
機会があったら、ぜひ本物を見て欲しいです。
この美術館、何がいいって写真も撮れるしお弁当持込み(サロン)はオッケーだしで、本当に自由♪
適度に空いてるのもまた魅力かな?
年間パスポートとかあったら絶対買っちゃうのに、それは無いのが残念です。。。
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