アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

「真昼の夢、夜の寝覚め ―昼夜逆転の想像力―」展

2015年05月30日 | かんしょう
ただいま三重県立美術館では「真昼の夢、夜の寝覚め ―昼夜逆転の想像力―」展を開催中。
いつものようにシロウタと観に行ってきました。





光や時間のうつろいを感じさせる作品を中心に紹介する所蔵展です。
今までに観たことのある作品もありましたが初めて観る作品も多く、どの作品を紹介するかの指標がテーマで絞られている印象を受けました。
逆に、新規の所蔵品の紹介をしやすいようにテーマを決めたのかも?
展覧会全体に調和を持たせていて、作品紹介も分かりやすい解説が入っていたりします。
若い人の企画というのを小耳にはさんでいたので、学芸員さん、このためにたくさん勉強したんだろうなぁ…と、おばさんは思っちゃう。

ものすごい目玉商品ってのはないけど、全体的に落ち着いて観られる企画で良かったと思います。
6月28日まで開催中!

この企画展の隣では「受贈記念 魚住誠一写真」展が開催中で、この写真展がなかなか良いです。
松阪の写真家らしいですが、私は存じ上げなかったので初めて見る写真でした。
この時代の写真技術と写真家のセンスとが見事に調和していて、絵画のような美しい写真になっています。

今まで紹介自体、あんまりされてなかったみたい。
写真に対する郷愁をそそられる作品です。今後は美術館で観られそう。


そういえば、平日に行ったのに人の入りがかなり良かったんです。
意外と所蔵品展って人気のある展覧会なのかしら、と思ったらどうやらその日から近所の総合文化センターで「県展」が始まったらしい。
なるほど、人が流れてきたのか。
県展を観た人が県の所蔵品を観るって、地元愛が溢れてて良いんじゃない?

ってことで、その後そっちにも寄って「みえ県展」を観てきました。

今回は知人の作品は出てないんだなぁ。

でも、何度か観てると「あ、この作家さん」ってのがある。
今回はスマホ片手にその方の活動とかググってみました。
県展は個人の趣味として出品してる人が多い印象だけど、やっぱりその道で活動してる方も相当数いらっしゃる。
気に入った人はどうやら個展も開催しているようなので、機会があったらそっちも観てみたいモンです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿