アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

ぼくらはみんな生きている -鈴鹿山麓美酒工房-

2007年05月08日 | じもと
 昨日のことですが、たま吉が「桜町に地酒ソフトを食べさせてくれる処があるらしいんだけど知ってる?」と言い出しました。
 桜町というのは、ワタクシ&たま吉が学生時代に自転車で通った辺り、つまり我々にとってはよーく知ってるはずの地域なのです。でも、そんなのあるなんて知らないなぁ?
 造り酒屋がやってるということだったのでだいたいの場所は分かります。たま吉と2人で行ってみました。

 うわっ、イイカンジじゃん!
 まだ新しいみたいだけど、こんなのが出来てたなんてビックリ~!
 店に近づいてみると、月曜は貸切専用、火曜は定休、水曜はパンの仕込みのために休み、「休みが多くてすみません」と書いてありました。そうか、今日は休みなのか。
 
 しかし、同じような造りのお店がすぐ隣にもあります。
 ん?隣にもお店があるけど「営業中」って書いてあるよ?これはどうなっているのかな?
 中に入ってみると、これまたイイカンジ!
 店主(社長さんですね)が出てらしたので、詳しく訊ねてみました。
---
 こちらの酒屋さんは正式名称を「伊藤酒造株式会社」といい、鈴鹿山麓美酒工房として、あらゆる角度からお酒を楽しむ場になっているようです。
 店主のいらしたのはアンテナショップである「慕蔵 BOKURA」。
 こちらで作っている地酒のほか器や和小物を置いてあり、試飲も出来るし、果ては気の合う仲間が集うスペースが広がっています。

 2階には酒作りの工程を模した和紙人形が展示されていたため、拝見させてもらおうと階段を登り始めたら、踊り場の床に文字が書いてあるのに気づきました。

 なんと、階段は酒蔵で使っていた桶を利用して作ってあったのです。
 いい味出してる~♪

 そして、一番最初に紹介したお休み処は「わみん WAMIN」。
 どうやらソフトクリームだけではなく、抹茶や天然酵母のパン、蔵出し地酒などもいただけるようです。
 地酒ソフトクリームはアルコール分が抑えてあって、子どもやドライバーが食べてもオッケー。
 手作りの天然酵母パンは酒種を使っているので「木村屋のあんぱん」のような味わいだとか。(earthさんが好きなあんぱん!)
 そして、パンもシフォンケーキも、小麦粉に山田錦(お酒に使う米の品種)の米粉を配合していて、ふんわりとした食感なのだそうです。
 聞くだけで美味しそうだ~!
 パンは夕方まで残っている事は稀らしいので、今度、お休みに都合が付いたら午前中のうちに買いに来てみようと思います。

 こちらでは、「ぼくらの酒造り」という企画もあって、参加者およそ100名(毎回参加する人は限られてくるようですが)が手作りでお酒の仕込みをするのだそうです。
 ちゃんとオリジナルラベルを作ったりして、とっても楽しそう。写真を見せてもらったら、出来上がった後は酒宴が繰り広げられていました。
 他にも、仲間が集まって始めたバンドもあるのだそうで、そちらは「ナイキテール」と言うんですって。
 「わみん」も「ナイキテール」も変わった名前だなぁ、と思ったら「続けて読んでみて下さい」と言われました。
 ボクラ ワミン ナイキテール…。
 あははっ!「ぼくらはみんな生きている」になったよ~!
 なかなか洒落者のようですね、社長さん。
 HPはコチラですが、近日リニューアルするそうです→鈴鹿山麓美酒工房

 では、後日また「わみん」へオジャマさせていただきまーす。