アバウトなつぶやき

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アマンディヌ・オー・ショコラ

2007年01月26日 | たべもの
 長男に「将来何になりたいの?」と質問すると「まだ分からん!」と言い続けていたのですが、今日、突然「ボク、パティシエになろうかなぁ」と言い出しました。そりゃ素晴らしい発想だけど、なぜ突然?

 学校でそんな話があったのかと思いきや、話は単純。
 毎月読んでいる冊子があって、そこにパティシエが飴細工を作っているページがあったのです。それを作ってみたいと思ったらしい…。
 飴細工の作り方なんて知るわけもなく「そんなのどうやって作るか知らないからね」と言ってやったら「そうやろ?これ、すごいやろ?普通のケーキ屋さんと違ってパティシエってすごいよな~」と。あのさ、パティシエとケーキ屋さんってほとんど同じだよ?
 そこで「あのさー、パティシエになりたいならお菓子作るときも手伝ってよ。」と言ったところ「ボクは手伝ってもいいって思っとるよ!なぁ、かーちゃん。今から何か作らへん?チョコレートのお菓子ばっかり載ってる本って無いの?」と言い出しました。
 あの、、、時間、もう夜の8時を過ぎてるんですが…。

 しかし、宵っ張りのうちのこと。
 ほい、と昭和54年発行の「チョコレートのお菓子」という本を渡してやりました。こんな本が残ってるってのがすごいよね。この本って、姉が学生の時に買ったやつだよ、確か。
 古さもすごいが、材料と手順は載っててもオーブンの温度設定が載ってないのがまたスゴイ^^; こりゃ中学生が読んでも作れんぞ。
 で、長男が選んだのは「アマンディヌ・オー・ショコラ」という名のケーキでした。
 作り方を見るとスフレとほぼ同要領なんですが、粉類が「小麦粉 大さじ1」と「アーモンド粉末(プードルとか言わない辺りが時代…)50g」しか使ってないんです。しっとりさせるケーキのようですね。
 
 出来上がったのは写真のとおり。
 すんごいふわふわしてるんですが、本の写真はもっとずっしりした感じなんですよね。何が違うのか、本来どういうものかが全く分かりません。これでいいのかなぁ。まぁ、長男は喜んでますが。
 で、長男。
 前述のとおり手伝ってくれたかと言うと、チョコレートを湯煎にかけてもらったら「かーちゃん、お湯で火傷する!」と言い、溶かしたと思ったら「ちょっと舐めていい?」と言い…。やる気あんのか、てめー。
 きっと1時間前に「パティシエになりたい」と言ってたのなんて、覚えてもいない事でしょう(ーー;)