アバウトなつぶやき

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チョコレート工場の秘密

2005年09月09日 | よみもの
 ワタクシの職場はサブカルチャーのるつぼ。芸術や文化面も強いのだけれど、最近、特に話題として白熱するのは映画だったりします。
 ワタクシは決して嫌いなほうではないけれど、あまり観ないというのが実際のところ。若い時は話題作ならそれなりに観に行ったけれど、こどもが生まれてからはほとんど観なくなってしまいました。いつも聞き耳を立てながら「へぇ~そんな話なんだ。観てみたいなぁ」と思いながらうなずくばかり。
 先日、ジョニー・デップ大好きのshioちゃんがRちゃんと「チャーリーとチョコレート工場」の話をしていました。リスはCGじゃなくて、かなりの数(数百って言った?)のリスを調教して撮影したんだって…とか、なんだか楽しそうな話!
 実はワタクシ、原作の「チョコレート工場の秘密」を読んだことがありませんでした。題は有名だから聞いたことはあるけど、読んだ事が無いんです。
 これを機会に読みたいな、と思ってたら、長男もテレビCMを見て興味を持っている様子。よっしゃ!これを機会に読み聞かせに馴染ませよう!

 ワタクシの両親、特に父親は本好きです。いつも読んだかどうかも分からない本が大量に部屋に転がっており、頼めば本を買い与えてくれたものですが、読み聞かせてくれたことはありませんでした。
 幼い頃からマンガを読んでいたせいか、幸い漢字を覚えるのが早く(漫画を読むときに使う脳の働きは漢字を覚えるのに適している、と養老孟司も言っている!)、本を読んで欲しいと両親にせがんだ覚えも無いのですが、やはり読み聞かせは自分で読むのとは違います。小学3~4年生の時、担任の先生が毎日少しずつ詩を朗読してくれたのですが、その時間が楽しみでたまりませんでした。内容は簡単な本だったので、自分で図書室で探せば読めそうなものでしたが、やはり「読んでもらう」ことは、代え難い時間のように感じたものでした。
 「こどもが生まれたら、毎日 本を読んであげて『今日はココまでよ』『いやだ~もっと読んでぇ』って会話がしたいわぁ」なんてことを考えていたワタクシですが、実際に生まれてきた息子たちは絵本ばかりを読みたがり(本よりもテレビ好きだし)、じっと文章を聞きながら想像する事などなかったのです。
 
 ところがですよ!
 この本を買ってから毎晩少しずつ読み聞かせているのですが、長男ってばすっごく楽しみにしていて、いつも見ているテレビをやめてまで「本を読んで欲しい」と言うのです。昨夜も「せめて工場に入るまで読んでよ~っ」。これよ、これ!これが聞きたかったのよ~。
 で、この本を読んでいたらチョコレートが食べたくなった長男。「おやつにチョコレートを買って」と頼まれました。
 せっかくだから、外国のチョコのほうが雰囲気が出る?と思いリンツのチョコを買って来たら「かーちゃん、このチョコすっごく美味しい!生まれてから今まで食べた中で一番美味しいよ!」だって…。アンタ、しばらく前にサティ食べた時もロイズ食べた時も同じ事言ってたじゃん…。(そして、あっちの方が絶対美味しいと思う。リンツとはいえ板チョコだよ?)
 読み聞かせについては分かるようになる年齢があるのかも知れません。次男はまったく興味を示しませんからね。
 長男が自分で本を読むきっかけになれば良いけど…。これからが楽しみだなぁ♪