大三島のヒマラヤ桜が気になります~~。
写真では見えにくいんですがヒマラヤ桜の木が6本ありました。
それぞれ開花状況が違います。
一番左の1の木はもう7分から8分咲きですが、2と3はチラホラ咲き
4、5、6の木はほとんど咲いていません。
日当たりが原因ではないように思います。
さて、ヒマラヤ桜は同じヒマラヤ桜同士で受粉できるんだったかな?
ちょっとネットで見てみました。
同じ種のヒマラヤ桜であっても遺伝子の型は同じでなく、たくさんの違いがあるようです。
同じ型同士だと自家不和合性を示しますが、異なった遺伝子型では受粉が成立します。
なので、同種の個体同士からできた実生でも次世代が育ちます。
ここに植えられているヒマラヤ桜は接ぎ木ではなくて、そうした実生のヒマラヤ桜なのでしょう。
ネットで検索したら実生のヒマラヤ桜が販売されていました。
野生種は実生で育てるのが普通なのかな?
この植え方は、以前、makotoさんが教えてくださった植え方ですね。
2本植えてるんですよね。
そのせいか、前の方の木と後ろの方の木とでは、葉の出方が違う様でした。
花の様子も、それぞれ少し違います。
接ぎ木で増やしたクローンの栽培種とは違い、野生の桜は、それぞれに個性のある桜なのですね。
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横浜市では12月に咲くヒマラヤ桜がありますが、辞典類では1月くらいとか、ヒカンザクラ類はヒマラヤ桜の血筋とか…。
ただ、実生から育ったヒマラヤ桜であれば、常に同じ時期に咲くとは限らず、接ぎ木と違って少しずつDNAが変化することが考えられます。
ヒマラヤ桜は日本に入ってきたのは50年くらい前なので、実生で増えれば、次第に日本の気候にあった桜になっていくのでしょうね。
ところで2020年の東京オリンピックに向けて、川崎市宮前区の花農家が「真夏に桜の花束を」と研究をしているそうです。
馬絹の枝物を生産されている方がチャレンジしています。
宮前区の花農家さんが真夏の桜を!
すごいですね。
楽しみです。
「桜の来た道」という本があるのですが
ヒマラヤ桜の事が書かれていて
大変興味深かったです。