ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

田んぼ

2011-09-09 07:00:36 | Weblog
また、しばらく更新をさぼってしまっていました。
気が付けば、もう9月9日

朝夕涼しくなりました。
気が付けば、日も短くなり、お彼岸がすぐそこに来ています。

さて、川崎市には昔は田んぼがたくさんあったそうで、二ヶ領用水の水は
その田んぼを潤していました。
しかし現在では川崎市南部の川崎区、幸区、中原区、そして高津区にも田んぼはありません。
二ヶ領用水も用水路という本来の役目はなく、今は市民の憩いの水辺となっています。

平成22年度現在
宮前区には100a、多摩区400a、麻生区には1100aの田んぼがあります。

その少ない宮前区に残る田んぼを訪ねてみました~。
100aと言うと、
1aが100平方メートル
え~~~と・・・10メートル×10メートルで1aだから・・
100メートル×100メートル=10000平方メートル(1ha)・・なのですね。



平瀬川、平の堰下橋のそばの田んぼ
私の知る限り、平瀬川の一番下流の田んぼ
今年も遅くまで田植えが行われていなかったので、もう稲作はしないのかと思っていました。
6月に田植えでした。




平瀬川沿いに、少し上流に行った、ローゼンの裏手にある
去年は確か・・田んぼだった・・・???ところ
今年は荒らしています。




その少し先には田んぼが二枚



オモダカの花が咲いていました。




平瀬川から離れて、とんもり谷戸から生田緑地の水生植物観察池の方へと行ってみます。
ここにも田んぼがありますが
これは公園内の田んぼなので、経営耕作地ではありませんので
先の数字の1haには入っていません。

とんもり谷戸のあたりでそば畑がありました。



そばの花




道端にはゲンノショウコの花が咲いていました。





公園の田んぼです。




コウホネの花が咲いていました。



ちょっとお疲れさんな感じのウラギンシジミがいました。



トンボもいましたが、シオカラトンボとオオシオカラトンボだけでした。


引き返して、再び、平瀬川沿いに進みます。


彼岸花が咲いていました。
今年初めて見る彼岸花でした。





朝顔は昼になると・・・こうなるの・・かな?




平瀬川は途中で二つに分かれていますが
今回は右側に進み、菅生小学校の方に行きます。
この先に田んぼがあるのです。


白いネットがかかっていました。





もう一枚、奥の方にも田んぼがあります。




これで、1haくらいでしょうか?


これが私の知る限りの宮前区の田んぼです。
平瀬川沿いです。
有馬川沿いにも矢上川沿いにも、もう田んぼは残っていないと思います。


こうごさんのご近所では、田んぼが畑に、畑がやがて宅地にに変わったとおっしゃっていました。
そして、すっかり田んぼが無くなったと。
なるほど、宮前区でも、その様になっていく様です。




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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
田んぼ (M YASUDA)
2011-09-09 09:54:22
久しぶりの更新!
お待ちしていました。
今回は、「田んぼに」に着目。
毎回変わるふるやのもりさんの着眼点は興味が尽きません。
普通の人なら見落としてしまう田んぼや草花や昆虫の観察。
敬服し、拍手を送ります
Unknown (Yokoman)
2011-09-09 22:17:37
田んぼを訪ねる企画いいですね。
こういう変わっていく風景って寂しい気持ちになりますね。とある地方都市で私も広大な田んぼが消えてく姿を見たことがあります。沢山の植物と生き物がいたのに・・・おもわずウルっときてしまいました。
川崎市に残された田んぼ。長生きしてもらいたいです。
宮前区の田んぼ (ふるやのもり)
2011-09-09 22:33:31
MYASUDAさん、来てくださってありがとうございます。
宮前区の田んぼ、いつまでもつかなぁ。
昔は野川の方には田んぼに水を入れる大きな水車があったそうです。
農村地帯だった宮前区の名残を探して歩きました。
住宅に囲まれて・・・ (ふるやのもり)
2011-09-09 23:06:18
Yokomanさん、
新たに田んぼを作るのも
荒らしてしまった田んぼを再生するのも大変ですが
住宅地や駐車場にするのは、ホント簡単ですね。
そして、そ~か、田んぼが養っていた生き物も
行き場を失うんですね。
でも農家さんが田んぼを維持するのは
今の時代、とても大変みたいです。
減っていきますね (だやん)
2011-09-10 11:50:08
日本各地田んぼが減っていってるんですね。それに伴ない田んぼの生き物たちも住める場所が無くなっていっているんですね。自分の家の周りは田んぼだらけですが、最近休耕田が増えてきてます。
たんぼ (こうご)
2011-09-10 13:58:05
田んぼ、懐かしい風景です。
私は半生以上、田んぼのある地域で生活していたわけです。
家は農家ではなかったけれど、子供の頃は田畑の中が遊び場でした。
勤め先も、田畑に囲まれた地域でした。

この地へ来たら、もっと田んぼだらけのど真ん中でした。
当時、既に農業の電化も進み、農薬全盛時代でしたが、この地の農家は昔のような手作業で這うようにしてやっていたのです。

それなのに、田んぼは大企業の社宅や学校に埋められて行きました。
用水はふたをされて暗渠になっています。

つい最近まで、二つの小作農家だけが稲作をしていました。そのうちが老齢になるまでを待つようにして埋められてしまいました。
跡地は赤土で埋められて、土筆がうじゃうじゃと生えて感激しました。
この間、通ったら綺麗な住宅が立ち並んで面影も無し。
遅くまで作っていた農家の人が言っていました。
下水が完備されて水が綺麗になってよかったのに。役所が止めてくれ止めてくれと言ってくる、1軒でも作っている間は用水が止められないからと。そこの田んぼでは、夏は枝豆の超美味しいのを門の前で売っていました。
今は、この地域では、たまに生産緑地の看板が立っているだけです。虫の声もまばらになりにけりです。

宮前区の田んぼは、いつまで存在するのでしょうかね。農地でなくなると税金が高いらしいですから。
都会でも田舎でも・・・ (ふるやのもり)
2011-09-11 22:08:49
だやんさん
どこでも、米農家としてやっっていくのは
難しい時代になっているようですね。
どこでも後継者不足ですし、米は安いし。
休耕田も耕作放棄された畑も多いですよね。
田んぼを追われた生き物たちは行き場がないですよね・・。
田んぼも田んぼで農薬とかで住みにくくなっているのでしょうが。
田んぼが呼び物に・・ (ふるやのもり)
2011-09-11 22:17:30
こうごさん
宮前区でも、もう田んぼは自然公園などでしか
見られなくなるかもしれませんね。
都会では田んぼは作りにくくなっているのですね。
昔は流血の水争いまでして田んぼを作っていたのに
今は田んぼは邪魔者になっていたのですね。
そうなんですか、
やめてくれと言ってこられてたんですね。
米農家に米を作るなって・・・切ないですね
時代が変わったとは言え
お百姓さんが田んぼを奪われようとしてたって辛かったでしょうね。
その農家さんは最後まで頑張られたのですね。

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