お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

蕁麻疹

2007年09月02日 | 雑感
 たいぶよくなりましたが、実家の父が、疥癬(かいせん)というダニの皮膚病も併発し、実家は大騒動です。
 たかがダニと思っていたら、感染力の強い大変な皮膚病であることを今回学びました。

 ヒゼンダニと言うダニが角質内に住みつき、繁殖。発疹。特に夜間、ダニが活動するため猛烈なかゆみがあるそうです。

 老人施設などで罹患、感染が広がることがあるらしい。皮膚接触、寝具などを通して感染しやすく、老人介護の家族、介護士さんにうつりやすいとのこと。

 従って父の病室に入るには、ビニールの防護服(割烹着みたいな)を着ての面会。

 疥癬とわかってからの実家では、大掃除、消毒。父の洗濯物には毎日50℃以上の熱湯をかけてからの洗濯をくりかえし、母、義姉が大変だったようです。

 私も2回見舞に行き、うつるかも・・・と心のどこかで不安に思っていたせいか、夏の疲れのせいか・・・体中がかゆくなってきた。

 もともとアレルギー体質の私。すぐ、皮膚科に行ったところ、疥癬の感染じゃなく、じんま疹の診断。飲み薬と付け薬をもらったものの、湿疹、かゆみは広がるばかり・・・全身、首から手足の先まで、発疹だらけ。その発疹がつながり、赤い世界地図のよう・・・それもほどんど大陸ばかりの・・・

 幸い顔には発疹がなかったので、人前では、長袖、長ズボンで全身を隠して気づかれなかったのですが、耐えること丸3日、「アジャセのようだ」とか、「まさに病苦、五蘊盛苦だ」とか夫に訴えていた忍耐力のない私です。

 再度、皮膚科へ。飲み薬がパワーアップされたが・・・症状変わらず、深夜、丑三つ時、幽霊ならぬ、じんま疹のあまりのかゆみに眠れず・・・気をまぎらわすためにパソコンで遊んだり・・

 昨日、夫の助言で、別の皮膚科へ。前の皮膚科でもらった薬と経過を延べたところ、「重症のじんま疹だから、その薬では効かないでしょう」と、静脈注射。飲み薬はかゆみ止めと副腎皮質ホルモンの錠剤2種類と胃薬を頂いて帰宅。

 相変わらずバタバタしているうちに・・・気づいたら、ウソのようにかゆみがなくなり、あれほど広がっていた発疹も薄くなっていた。

 まるで、魔法のよう・・・

 今回は、一つの皮膚科に義理立てしなくて、転院してみて大正解。

 きょうは、もうほぼ元通りになりました。
コメント (4)
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