昨日、「地獄」にふれたので、きょうは「天国」です。
一般的に日本人が「天国」と言う場合、「死者が行く心安らかな死後の世界」といったイメージでしょうか。
仏教では、天国「天上界」は、迷いの世界の一つで「永遠の安住の死後の世界」とは考えません。
「六道」はご存じでしょう。
1,地獄道 2,餓鬼(がき)道 3,畜生(ちくしょう)道 4,修羅(しゅら)道 5,人間界 6、天道(天上界)
「六道」をぐるぐる生まれ変わり死に変わりすることを「六道輪廻(ろくどうりんね)」と言います。
若い方にとって、「輪廻」なんて言うと、ホラー映画かと思われるかもしれませんね。
この迷いの「六道」のループから離れる=悟りをえる ことを目指すのが仏教なのですが、
さて、「天上界」
「人間界」の上だし、至福の心地よい世界のようですが、永遠に続かない世界、また、下に落っこちる「有頂天」の世界のようです。
仏教で「浄土」と称すのは、六道の同道巡りから軌道を離れ、大宇宙で自由自在になる、仏となる、もう六道に戻ることがない、その精神世界です。
「六道輪廻」について
私は、死後の世界のことだとは思っていません。
縁(その場の状況)次第で「地獄」にも「餓鬼」にも「畜生」にも「修羅」にもなる、心コロコロ、私の心のこと。
その危うい浅ましい私の「心」こそが「六道輪廻」だと味わっています。
一般的に日本人が「天国」と言う場合、「死者が行く心安らかな死後の世界」といったイメージでしょうか。
仏教では、天国「天上界」は、迷いの世界の一つで「永遠の安住の死後の世界」とは考えません。
「六道」はご存じでしょう。
1,地獄道 2,餓鬼(がき)道 3,畜生(ちくしょう)道 4,修羅(しゅら)道 5,人間界 6、天道(天上界)
「六道」をぐるぐる生まれ変わり死に変わりすることを「六道輪廻(ろくどうりんね)」と言います。
若い方にとって、「輪廻」なんて言うと、ホラー映画かと思われるかもしれませんね。
この迷いの「六道」のループから離れる=悟りをえる ことを目指すのが仏教なのですが、
さて、「天上界」
「人間界」の上だし、至福の心地よい世界のようですが、永遠に続かない世界、また、下に落っこちる「有頂天」の世界のようです。
仏教で「浄土」と称すのは、六道の同道巡りから軌道を離れ、大宇宙で自由自在になる、仏となる、もう六道に戻ることがない、その精神世界です。
「六道輪廻」について
私は、死後の世界のことだとは思っていません。
縁(その場の状況)次第で「地獄」にも「餓鬼」にも「畜生」にも「修羅」にもなる、心コロコロ、私の心のこと。
その危うい浅ましい私の「心」こそが「六道輪廻」だと味わっています。