お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

肩書き

2007年05月08日 | 仏教
 浄土真宗では、住職のことを「和尚さん」とは呼びません。
「呼んじゃいかん」ではなく、真宗の住職さんたちは、他宗の住職さん方と違って、そう呼ばれることに恥ずかしさというか、違和感があるから・・・
 
 先日、「真宗のお寺の始まり」で、ご紹介したように、ご門徒の代表としての住職です。悟りをひらくために出家し、修行を積んだ偉い和尚さんではありません。始めから、在家(家庭生活をいとなみながら)の仏教僧侶です。
 お忙しいご門徒の皆様に代わり、仏教・作法を学んで、それをお伝えする役目。

 だから、「和尚さん」ではなく、「住職さん」、「院家(いんげ)さん」または、「院主(いんしゅ)さん」 と呼んでいただけたら、ありがたいです。

 あ、お寺のオバサンのことは、「坊守さん」
「奥さん」「おばさん」・・・なんでもご自由に。

 以前、あるご住職がワープロで「じゅうしょく」→「住職」と打ったつもりが、「じゅうしよく」→「獣私欲」と変換されて、「ホント、私のことだと思いました」と笑って話されておりました。


 ところで、最近テレビでコメントしておられる有識者の肩書きに「准教授」というのを見て、「?」だったのですが、この連休中にやっとわかりました。

 4月から学校教育法が変わり、大学の「教授」「助教授」「講師」「助手」だったのが、「教授」「准教授」「講師」「助教」「助手」になったのですね。

 「助教」とは、講義をもったり、学生の指導をされる方
 「助手」とは、指導ではなく、事務にあたられる方

なんだそうです。私、知りませんでした。

コメント (4)
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