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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

組 若婦人の集い

2007年02月18日 | 行事・案内
 きょう午後から、ウチの寺が所属する11ヶ寺のグループ(巨瀬組)の「若婦人の集い」がM寺さんでありました。法専寺から8名出席。ご多用の中、ご出席いただいた若い女性の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 きょうの法話・担当講師は20代のK寺住職さん。作法指導も20代のS寺若院(じゃくいん・住職後継者)さんが担当してくださって、「若婦人の集い」にふさわしいイケメン若手のフレッシュ、わかりやすい法話・指導でとてもよかった

 同行した中で一番若いご門徒のK・Mさんは、レジュメのメモ書きスペースが足りないくらい懸命にメモをとってくださったようで、有り難いことでした。

 きょうK寺住職の話を一つ紹介。

 佐賀の童話作家が、ある小学校に講演に行かれ、子ども達に「自分の体は自分のものと思う人」と、たずねたら、大方の子どもがその通りと手を挙げた。
 そこで、「じゃあ、自分でちょっと心臓を止めてみて 自分の体なのなら、自分でできるでしょう」とたずねると、子ども達は困った顔で「それはできん。心臓は自然に動いているから・・・」

 子どもから「自然に」という言葉が出た。これこそ、「自分のいのちを自分のもの」と私物化する考え方でなく、「自分のいのちは自然のなかに生かされて生きている」という受け取り方に転じる言葉だった・・・というお話。

 「自分のいのちを自分でどうしようと、自分の勝手」と、自分の体に対してすら傲慢に生きてしまいがちな私たち。

 一時も休まずはたらき続けている心臓、暴飲暴食に耐えている胃腸・・・私のために黙々と文句も言わず、はたらき続けている自分の臓器、細胞にだって、たまには感謝の言葉をかけてもいいのじゃないかと思ったことでした。
コメント (2)
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