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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

老親介護

2007年02月14日 | 雑感
 平均寿命ぐらいまで健康で、ピンピン、コロリと亡くなるのが理想でしょうが、こればかりは、自分がどんな死に方をするか選べませんものね。

 私などは、今すでに物忘れが激しいのでこの先不安・・・
 私に似て、口の悪い娘には「お母さんは、もう充分ボケでいるので、それ以上はひどくならん」と、言われているものの・・・きっと、手の付けられない認知症ワガママ婆さんになって周囲に大迷惑かけるんだろうなあ。

 年老いて病になることも、体が弱ることも、誰にも迷惑かけたくないと願っていても、こればかりはどうしようもないことだもの・・・まさに生老病死。

 今、ご自身の或いはパートナーの親御さんの介護に心身疲労困憊されておられる方が多いと思います。ご心中お察し申し上げます。本当にお疲れさまです。

 特にやさしい生真面目な方は、ご自分が犠牲的精神で一人背負い込んで一生懸命介護にあたられて疲れ果てておられるように見受けられます。

 でも、人のことだけでなく、ご自身も大切にされてください
 後から「私の人生、何だったの 介護するだけの人生だったの」と悔やまれないように、まずご自身をいたわってください。上手に気分転換されてくださいね。

 私が介護される側ならば、心に余裕もユーモアも忘れた不機嫌な人に介護されたくありませんもの。
 自分が生きていること自体が、子ども達を苦しめていると思ったら、辛くて悲しくてたまりませんもの。

 
 これから10~20年先は、年寄りばかりで、経済を支える若者も、介護してくれる若者も激減・・・ 「役立つ、役立たない」の経済効率、自分の生活優先で育った若者に、役に立たなくなった我々年寄りは廃棄物と扱われるのかもしれません。

 
コメント (2)
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