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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

出版後始末

2007年02月08日 | 本紹介
 この数日、泣きたいくらい自己嫌悪。
 熱に浮かされたように出版したものの、冷静に読み返してみたら、押しつけがましく、語調が強くて「誰?コイツ・・・エラソウに」と、我ながらイヤになり・・・
 
 ちょっと落ち込んでいるところで、寺関係の親戚から同じ指摘を受けました。
 「題名も表現も、ちょっとキツかったんじゃない
 
 「題名を付けてくださったのは、編集者のW氏。婉曲な表現も結構ズバリと削ぎ落とされて・・・」とお世話になっておきながら、W氏のせいにして弁解する私。
 
 「佐賀のお寺関係者には、ごく身内以外は送本していませんし、佐賀の教務所(本願寺の佐賀支店みたいな寺務所)にも報告、売本していませんから、ご安心を・・・身内の面汚しをしてしまい済みません」と重ねて弁明。

 でもね。私はどうせ、よそモン(お寺の出身でも県内出身でもない常識はずれの者)だし、自分が他のご住職・坊守さん方にどう思われようと構わない。
 親戚が言うとおり「あなただからできたこと」「若いからできたこと」なんだと思います。 はい、私は青臭いお調子者なので・・・

 幸い夫は、私がやりたいことに理解があり、世間体をあまり気にしない人だから、有り難い・・・というか、忙しすぎて私のすることに干渉する暇がない。

 私はお寺の社会で浮いた存在でもいいんです。
 私はお寺内部の世間体より、外部に目を向けていたい。
 昔の私みたいに、仏教やお寺に無関心、あるいは、仏教を誤解しておられる方に、ちょっと声を上げたかっただけです。

 自分が目立ちたかったわけではありません。でも誰か声を出さなきゃ、謙虚なだけじゃ誰にも伝えられないと思っただけです。 だんだん強気の私。

 こうして自分の傲慢を半分反省、半分開き直りの私なのでありました。

 
コメント (8)
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