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 宮城県石巻市は、今回の津波でもっとも多くの犠牲者を出した地域である。その宮城県石巻市で活動する「一般社団法人石巻災害復興支援協議会」を訪ねた。今回の大震災後、ボランティアがなかなか被災地現地に入れない中で、石巻では「石巻方式」と呼ばれるようなユニークな体制を確立し、のべ10万人近い人たちが汗を流してきたと聞いたからだ。石巻専修大学は石巻市と災害協定を締結すべく準備をしていた。そこに大震災と津波が襲った。協定は未締結だが、専修大学を防災拠点として活用することが決められて、ボランティアの活動拠点ともなった。 . . . 本文を読む

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 無残な形で屹立する「防災対策庁舎」(南三陸町2010年7月)  世田谷区職員が7月3日から20人チームで支援にあたる宮城県南三陸町と、多くのボランティア組織を束ねて実績をあげている石巻市を7月18~19日の日程で訪ねた。区職員は意気軒昂で、一軒一軒を地図で訪ねて巻尺で寸法と形状を記録していく。南三陸町で長い年月をかけて図面化が完成したものの電子データに入力する直前に津波にやられてしまったという行政情報の人海戦術による復元に協力しているというわけだ。    . . . 本文を読む

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 約3カ月ぶりに東北の被災地に向かっている。世田谷区では、7月3日から南三陸町に20人単位で11泊12日、6回に分けて被災地支援の職員派遣をしている。今回は、炎天下の被災地で汗を流している職員を励ますと共に、地震・津波から3カ月が経過した現地の様子を見てくるのが目的だ。明日は、石巻のボランティア活動の現場も訪ね、南三陸町長にもお会いする予定だ。南三陸町では、多くの家屋が津波で流された。今回、世田谷区で引き受けているのは、津波被害をまぬがれた家屋約6000戸の形状を実測し、図面化していくという仕事だ。南三陸町では被災前に全家屋の調査が終わっていたが、電子情報として入力する前に津波に流されてしまったのだという。被災地、南三陸町の抱える多くの仕事の中から、独立して世田谷区職員だけ実行出来るユニットを切り出して支援を始めている。 . . . 本文を読む

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昨日朝、世田谷区内で被災地支援で行動・活動してきた民間ボランティア団体やNPOの24団体で集まってもらい、報告を聞いて意見交換をする会が開かれた。私も会議の冒頭から1時間半出席して、耳を傾けた。世田谷区内に活動拠点・事務所を置いて、繰り返し支援をしてきた現場の声から、今後の復興支援活動の参考にすると共に、自治体として出来ることを検討していく。民間ボランティア団体NPOは自立的に運営・活動を展開していて、行政が過度に口を出すことは慎まなければならない。けれども、東日本大震災のような大規模な災害に対して、情報を総合化し、相互交流の場を提供することは有意義なことだと考えている。 . . . 本文を読む

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 東北大震災から4カ月、早々に梅雨晴れした関東地方は晴天が続いている。区長に就任してから2カ月半、全力疾走で駆け抜けてきたが、「長い夏」の入口に立って深呼吸をして進路を見通してみたい。原発事故と放射性物質の飛散は、現状把握と対策について自治体への要望を強めた。先週も、世田谷子どもを守る会のお母さんたちから6868名分の署名を受け取った。学校、保育園等の「食の安全」を確保するようにと御提言を頂いた。すでに学校・保育園分の牛乳の検査は実施したが、給食の食材の「産地表示」は太子堂給食調理場などで開始しているところで、まだ、すべての学校で実施されるまでに至っていない。また、保育園ではメール配信で保護者に産地情報を提供しているとのことだ。お母さんたちの思いを受けとめながら、行政として出来る範囲をじわじわと拡げていきたい。 . . . 本文を読む

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 例年よりも早い梅雨明けで、「夏本番」となった。東北大震災と原発事故の被災地にとっては、気温の上昇はこれまでにない健康や衛生に関わる問題を引き起こす要因として警戒しなければならないと思う。世田谷区では、被災地からの一時避難者を受け入れて、先日の12日には三軒茶屋で区主催の懇談会を開催してきた。その席でも、「暫定的に半年間という期限で入居したが、9月~10月には到底、原発事故の収束のメドはたちそうもない。もう少し、期間の延長は出来ないだろうか」という声を受けてきた。 . . . 本文を読む

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世田谷区のhpに掲載されている7月5日に実施した「記者会見」の概要を転載しておきます。2週間に1度の記者会見もだんだん定着してきました。「節電と電力使用量の開示」についてふれています。 . . . 本文を読む

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10日前に行なわれた『たがやせ世田谷、区長就任報告会』について会の内容をとりまとめた記事が寄せられた。就任から2カ月して、ようやくスタートラインに立ったという感じだ。政治家個人の後援会主催の企画として、準備期間は短かったもののひとつのひな型にはなったと思う。また次回もという声もあり、じっくりと考えていくこととする。 . . . 本文を読む

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 7月1日。「節電の夏」の始まりである。先週、東京電力との4回目のやりとりを行なった。この4回目で重要なのは、東京23区の使用量はリアルタイムで把握していることが確認出来たことだ。「23区内の電力使用量」を開示することは何ら難しいことではない。「人手がなくて…」と言うが、「使用量表示のメータ」にウェブカメラで自動撮影していれば、これを誰かがネット閲覧可能なグラフにすることなど朝飯前のはずだ。そうすれば、「電力の使用状況グラフ」の23区版はたちまちのうちにつくれるということになる。私が求めてきたのは、さらにその先の「世田谷区」に即したリアルタイムの電力使用量の開示である。これに対して東京電力は、「時間とカネがかかり、困難である」と回答してきた。 . . . 本文を読む

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