午前中は法務委員会で戸籍法の質疑。民法772条の「300日」規定の見直しを法務大臣と寺田民事局長に迫った。午後の衆議院本会議では、メディアも沈黙する中で犯罪収益移転防止法=密告義務法が、緊急上程された。河野洋平議長が、「この緊急上程にご異議ございませんか」と言った時、思い切り大きな声で「異議あり」と叫んだが、次の瞬間に社民・共産両党の反対のみで自民・公明・民主3党の議員が起立し圧倒的多数で可決された。この国会冒頭で、与野党対決の最重要法案に位置づけながら、日弁連の対象外(棚上げ)という巧みな警察庁の政治判断で、議論が低調になった責任は、私にもあると苦い思いを噛みしめている。昨日の夜、社民党の重野安正国会対策委員長から民主党の高木国会対策委員長に、「問題法案の緊急上程を認めるべきではない」と申し入れたが、「もう少し早く言ってほしかった」と拒否されてしまった。もし、衆議院に社民党議員が13~4人いれば、内閣委員会に委員を送り出せる。ちょうど私のいる法務委員会に共産党委員がいないように、内閣委員会には社民党委員がいてい。交代して質問に立つこともできない。衆議院でたった7人の社民党の議席を増やす以外にない。
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