年末年始の『朝まで生テレビ』を見て、番組がツイッターを使って視聴者の声を取り上げるとしながら、2000人近いツイートは番組スタッフしかみることが出来ず、faxや電話にもうひとつ投書手段が加わったという形だった。出演者から、「このスタジオにツイートを表示することは出来ないのか。有線か無線LANを備えることは出来ないのか」という不満が表明され、見ていてなるほどと思った。「既存メディア」の側から「ネット」を使って「視聴者参加型」に仕上げたいという趣向の番組はこれからも増えていくだろうが、番組進行の主導権はあくまで制作サイドがコントロールしたいから、舞台裏に隠しておきたいというスタイルになりやすい。けれども、ツイッターなどのやりとりに慣れていると、まるでその手法は冗長で効率が悪いようにも見える。 . . . 本文を読む

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