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このところ議論になってきた「子どもの声は騒音か」というテーマがあります。「子どもの声がどこからも聞こえない生活」があたりまえという時期が長く続いただけに、保育園などが近隣にできることに対して、ところによっては反対の声があがる状況が生まれています。それだけに、宣言には、子どもたちを、子育てを、地域全体であたたかく見守り、支える社会をめざすという社会的合意を紡ぎだしたいという思いも込めています。 . . . 本文を読む

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学校教育を受けて、生徒として過ごした時間が短いのです。10代後半からは、同級生がエンジョイしていた学生生活を体験しないまま、アルバイトと読書に明け暮れる孤独な日々を送っていました。そのために得ることができなかった多くのことに、ほんのりとした憧憬(しょうけい)があります。 . . . 本文を読む

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仮の話ですが、さまざまな施策によって待機児童数が減り、保育事情が好転するとしても、今度は区外からの転入が増えてくることが予想されます。そう考えると、こうした構造的な問題を世田谷区だけで解消することはきわめて難しいと感じているのも事実です。 . . . 本文を読む

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これまでに人に頼ったり、また注文したり、不満を持ったりしてきたのが、いつのまにか人の相談を聞いたり、期待されて頼まれたりする存在へと変わっていました。この頃、名実ともに「大人になった」のかもしれません。 . . . 本文を読む

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小学生のお母さんたちとところ、「うちで一番遅く帰ってくるのは塾帰りの子どもよ」という言葉が返ってきました。一番遅く帰ってくるのは父親ではなく、10時をすぎて塾を終えた子どもが最後に食卓につくというのです。「長時間労働」は大人になって始まるのではなく、すでに子ども時代から身についているのです。 . . . 本文を読む

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12月20日付の東京新聞は、世田谷区が来年4月から、区内の新設保育所で働く保育士に、一人当たり月額8万2千円を上限に家賃を補助するという、東京で初めてとなる施策について伝えています。 . . . 本文を読む

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自己肯定感とは、心の奥底で自分の存在を承認し、長所だけでなく欠点も含めて自分には価値があると思えることです。簡単なことのようでありながら、そこにたどりつけないで悩んでいる人は意外と多いようです。 . . . 本文を読む

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多摩川では64年前の1950年まで、両岸を渡し船がつないでいました。昨年、喜多見児童館の子どもたち25人が、「渡し船」に興味を持って調べ始めました。すると、世田谷区宇奈根の対岸には川崎市宇奈根があり、往来が活発だったことがわかりました。そして、渡し船に乗っていたという男性の存在を見つけました。 . . . 本文を読む

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私が「子どもの声は騒音か」と問題提起してから2年。反響は広がり、この秋から東京都は環境確保条例の改正に向けた準備を始めている。「子どもの声」を騒音から外す方向で、世田谷区としても改めて意見表明をした。また意見募集も始めているが、ぜひ深い議論を尽くしたい。 . . . 本文を読む

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 「子どもの声は騒音か」という問いに対して、「子どもの声は騒音から除外しよう」という地域合意をつくらなければいけない時期に入っているものと感じます。子ども施設の努力と近隣住民の反対の声を、地域コミュニティの力で解決・受容するという道を探りながら、「子どもの声」をめぐる基本ルールをつくりたいと思います。 . . . 本文を読む

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大手予備校の代々木ゼミナールが全国にある27校のうち20校を閉鎖するというものです。400人規模の希望退職者を募り、長年続けてきた全国模擬試験も来年からとりやめるといいます。 . . . 本文を読む

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 それは「人として尊重される」という、さわやかな感覚でした。「教育」や「訓導」ではなく、「小さな大人」として向き合い、つきあい、会話することを続けてくれた父によって、他者に依存したり頼ったりすることなく、たとえ未熟であっても自分の力で考え、自分で回答を導き出すという私の根っこがつくられたように思います。 . . . 本文を読む

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ひとつだけ、私自身が自戒していることがあります。生半可な情報の断片を並べて、「わかったふりをしない」ということです。 私たちの社会は「理解できない」「説明がつかない」という状態を続けることが苦手で、「そうだったのか」という解釈や結論を早急に求めがちです。 . . . 本文を読む

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早期教育のプログラムに猪突猛進している母親たちが自分の子どもをまるで分身のように扱い、意のままにコントロールしている姿には違和感を持ちました。でも、その一方で、謎が解けたようにも思いました。とくに女の子を持つ母親の場合には、自分の人生をリセットした「生き直し」という形にピタリとあうケースが目立ちました。子どもは、自分であり、自分は子どもです。そこに、人格の境界線はないのです。 . . . 本文を読む

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いまから20年前、私は「早期教育」の取材を続けていました。バブル経済が崩壊し、日本社会が急速に勢いを失って収縮していった時代に、早期教育はひとつだけ気を吐いている成長産業でした。とりわけ、「生まれたらすぐ読み聞かせ」「早ければ早いほど赤ちゃんの才能は伸びる」などと宣伝し、乳幼児を抱える母親たちの多くが無我夢中でそのプログラムにはまりこんでいました。 . . . 本文を読む

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