解散・総選挙は、すっかり「先延ばし」ムードも漂ったこの数日間だったが、やはり「11月30日投開票」の日程も浮上してきた。まだ、確定的なことは言えないが
世界的な経済危機は与党にとって有利なのではないかとの判断も働いているという。このアメリカ発金融危機が実体経済に悪影響を与え始める前に、漠然とした不安感の中で総選挙を実施した方がいいのではないかという意見が台頭しているという。今日の昼には、議院運営委員会で日銀副総裁人事が提案され、他の国会同意人事と共に、来週の衆議院本会議にかかる予定だ。補正予算が明日にも参議院で成立し、17日から始まるテロ特別措置法(給油法案)で20日にも衆議院委員会通過予定を民主党が受け入れてしまっているので、21日の本会議で日銀副総裁他の国会同意人事を決めることになる。すると、何もかも手こずった福田総理に比べて、麻生総理は夢でも見ているかのように「民主党の『解散歓迎』のための協調路線」でスイスイと懸案が処理されていく。それが、麻生政権の実績になり、解散を呼び込む意図があるとしても、逆に「やるぞ、やるぞ」と言いながら逃げ水のように先へ先へと延びていくということも考えられる。 . . . 本文を読む
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