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11月25日、早稲田大学で死刑をめぐるシンポジウムが行なわれた。イギリス大使館とオランダ大使館、そしてEUIJ早稲田の共催だったが、『死刑制度・世界から見た日本』というセミナーには、イギリスの死刑問題の大家であるロジャー・フッド教授を招いて、ディスペナルティプロジェクトの弁護士や、オランダのアムネスティインターナショナルの元代表などが参加して。私は、死刑廃止議員連盟で事務局長をしてきた関係で、冒頭の挨拶・問題提起を行なった。 . . . 本文を読む

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 さすがに「密行主義」と言われるだけの法務省である。今日の午前、東京拘置所の刑場が「一部公開」された。何度問い合わせても回答のないフリーランスや海外メディアには黙って、「縛り」のきく記者クラブだけを対象として、「抜き打ち記者クラブ限定取材」をさせたのだ。スチールとムービーカメラは1台づつの代表取材だったようで、撮影は法務省の許可する範囲で行なわれた。 . . . 本文を読む

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今日(8月20日)の午後3時から、日本外国人特派員協会で記者会見を行なった。来週以降、月末までに予定されている死刑執行の「刑場の公開」に対して、海外プレスの関心も高く、死刑廃止議員連盟前事務局長として、衆議院議員として過去2回にわたって東京拘置所の刑場を見た経験から、どんて構造になっているのかをお話した。「千葉大臣が処刑に踏み切ったことに対して個人的にどんな感想を持ったか」「なぜ、日本は死刑執行の場をこんなに秘密扱いしているのか」「死刑の問題がなぜ大きな議論にならないのか」など様々な質問が飛び出した。今日は、本日の記者会見で使用したメモを『どこどこ日記』読者のために掲載することにする。 . . . 本文を読む

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一昨日は、「死刑執行の刑場」を法務省が公開するにあたって、取材者たちが知っておくべきいくつかの点について記者説明の会をやった。法務省・司法記者クラブを中心に25人近い記者たちが集まり、約1時間にわたって話をした。 . . . 本文を読む

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 「千葉法務大臣の死刑執行」をテーマとした集会に出かける。今回の千葉大臣の死刑執行について意見を述べることになるが、大変に重い気持ちだ。何度かこの『どこどこ日記』でも触れてきた話題だが、今日は法務大臣記者会見の要旨を法務省のホームページから引っ張りながら、「死刑廃止の信念は変わらず、死刑執行をしながら、死刑の存廃を考える」という千葉大臣の心情に迫りたいと思う。 . . . 本文を読む

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どうも千葉景子法務大臣の様子がおかしい。当選が確実視されていた参議院選挙で落選し、長期にわたる「続投」に批判が高まる中で、これまで拒否してきた「死刑執行命令」ににわかに傾斜したのではないかという観測を、千葉大臣自身は否定している。ただ、15年にわたって歴代法務大臣と法務省刑事局のやりとりを見てきている私からすれば、いくつかの情報を総合して次のような推測をせざるをえない。人事異動を直前にした法務省幹部との間で「死刑廃止のための死刑執行」という「特異な論理」を構築し、肥大化させていったというシナリオだ。最新のニュースを見てみよう。 . . . 本文を読む

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千葉景子法務大臣は、死刑廃止を推進する議員連盟の会員である。その千葉大臣から、就任直後に秘書を通して「脱会届け」を受け取ったのは私である。後に会った時には、「立場が立場ですから」と言っていた。まさか、「死刑執行の準備」のためだとは思わなかった。千葉大臣は、就任直後から「死刑制度について国民的な議論を行いたい」としながら、同じ民主党の国会議員が死刑廃止議員連盟を代表して会いたいと言っても、会いたがらなかった。国民どころか、与党の国会議員とさえ死刑問題を議論した気配がない。いや、その機会を避け続けてきた。 . . . 本文を読む

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中国で日本人の死刑執行のニュースが流れてきた。死刑が日常茶飯事に行なわれている中国は死刑大国だが、この間の外務省の対応も腰の引けたものではなかったか。死刑は不可逆的な刑罰であり、生命を奪うという究極の姿が「死刑執行」である。日本では安倍政権当時、「価値観外交」などと言っていたが、こと死刑に関してはおそろしく鈍く、死刑大国中国と共に死刑を容認する価値観を持つと言っていい。日本政府として、外交的努力を通じて、今日の「死刑執行」を止められなかったのか、本当に残念に思う。日中国交回復以来初めてという死刑執行が行なわれたことにショックを受ける共に、これ以上の連続処刑をやめるように政治の場から働きかけてほしい。 . . . 本文を読む

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8月30日投票の総選挙の結果、私たちはしばらく続いた「連続大量処刑」のベルトコンベアを止めることが出来た。千葉景子法務大臣は死刑廃止を推進する議員連盟の会員であり、死刑執行には慎重な立場をとるとしている . . . 本文を読む

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午前9時40分、「どうやら今日、死刑執行があったようだ」という第一報が入った。すでに解散後の「政治空白」の時期に、8月3日の「裁判員法廷」開始直前のタイミングを狙っての処刑が行われたようだ。すぐに予定を組み替えて、午後3時に国会内で死刑廃止を推進する議員連盟事務局長として、アムネスティやフォーラム90の人たちと記者会見を準備する。すでに、私は国会議員のバッジを外しているが、政治の渦中にいる者として発言をしないわけにはいかない。 . . . 本文を読む

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昨日は衆議院法務委員会で「死刑執行」を行う刑場の実際について、森英介法務大臣に対して質問を行った。従前、法務省は刑場がどのような具合になっているのか説明を避けてきた。ところが、昨日のやりとりは私が03年と07年に東京拘置所の刑場を視察した記憶をもとにして再現したイラストを大臣が見て、「よく再現されている」「この通りです」と認める答弁があり、議論を一歩進めることが出来た。 重要なやりとりなので、保坂展人事務所の責任で仮議事録をここに掲載することにする。正確な議事録は、後に衆議院のホームページに掲載されることになるので、御了承の上、読んで頂きたい。 . . . 本文を読む

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2009年1月29日、森英介法務が2度目の死刑執行を行なった。私は森法務大臣に衆議院での代表質問初日にあたる当日の午後、本会議終了後に「抗議文」を手渡した。東京拘置所で1人、名古屋拘置所で2人、福岡拘置所で1人と計4人が処刑された。裁判員制度を前に法務省は、死刑執行のピッチをあげて「死刑執行がニュースにならない国」「死刑執行を見慣れた日常の光景の一コマとする」ための環境づくりを急いでいる。その結果、たしかに頻繁な死刑執行は「ああ、またか」という醒めた反応をつくり出すか、何の反応もつくらないことに成功しているかに見える。 . . . 本文を読む

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今日二人の死刑囚に対する死刑執行が行われた。鳩山大臣が2月、4月、6月と3回、保岡大臣が9月に1回。そして今回で5回、今年になってからだけで15人が「刑場の露」と消えたことになる。間違いなく大量処刑が始まっている。しかも、日本では国連の規約人権委員会から是正勧告を30日にも受けることになっている。旧知の森法務大臣に連絡を取り、電話でもいいから意見をしたいと申し入れたが、「電話を受けることも出来ないし、かけることも出来ない」とニベもない返事が大臣官房から返ってきた。それならばと、法務省大野刑事局長に連絡を取り「抗議文」を手渡すと共に、30分ほど突っ込んだ議論を行った。手元のメモを参照しながら、記憶を頼りに再現してみると次のようなやりとりだった。 . . . 本文を読む

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保岡法務大臣による死刑執行があったという知らせが午前中にあった。総選挙を目前にして、自民党総裁選挙が繰り広げられているさなか、何が何でも「2か月に1度」のペースの死刑執行を行うという既成事実の積み上げに危機感を持つ。夕刻、衆議院第2議員会館で記者会見を行い、下記の抗議声明も法務大臣の下に届けた。 . . . 本文を読む

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本日、日本弁護士連合会と死刑廃止議員連盟で意見交換の場を持った。亀井静香会長(国民新党)、金田誠一副会長(民主党)、上田勇幹事(公明党)、仁比聡平幹事(日本共産党)、保坂展人事務局長(社民党)の5人で日弁連を訪問した。丸島俊介事務総長をはじめとした刑事拘禁制度改革実現本部・刑事法制委員会の弁護士の皆さんと約1時間議論した。亀井静香会長から冒頭に挨拶があり、議員連盟で「終身刑創設と死刑判決の全会一致」を法案とした経過と、自民党の加藤紘一議員を会長に、また平沢勝栄議員を事務局長にして始まった「終身刑」を考える量刑制度の勉強会が発足した経過などが語られた。その後に、私が補足説明した議論に入った。 . . . 本文を読む

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