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 今回の「村木さん無罪判決」と「証拠改竄事件」をあわせて考えていくと、2002年の三井環元大阪高検公安部長(現職の検察幹部)を逮捕した事件に突き当たる。調活費の使用実態について、三井氏がメディアに証言しようとしていた直前に同僚たちによって「口封じ逮捕」された。この時、検事総長以下、検察首脳は「当面の危機」を回避したつもりだったのかもしれない。しかし、「シロをクロと言いくるめる」お手本を検察トップが示した以上、今回の事態はいわば必然だったと言える。今日、私のところに三井環氏の妻からのメールが届いた。ここに紹介することにしたい。 . . . 本文を読む


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一昨日、募集開始した『保坂のぶとフォーラム』(「政治はどこへ行くのか。早野透×岡本厚×保坂のぶと」10月9日プラザエフ午後6時)に短期間で多数の方から申し込みがあった。企画を決めてから実施までに期間が短かったために、十分な周知が出来るかが心配の種だったが、申し込みの滑り出しはいい。ただ、開場から開演までの時間が15分と短いので、受付手続きを簡素化するために、事前予約制で受け付けた方にハガキを発送する方法で参加者を募集している。ぜひ、参加出来る方は予約をお願いしたい。 . . . 本文を読む


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 わずか1年前の「政権交代」の熱気が嘘のような政治状況。10カ月の間に、2度の選挙をたたかった私も、もう一度足元を見つめて、政治活動の基礎・土台を確かめておきたいと考えて、幅広く識者やゲストを招く「保坂のぶとフォーラム」を主宰することにしました。個人名を付した名前にしたのは、後に大きく広がっていくにしても「最初の一歩」は個人の責任で踏み出した方がいいだろうと考えるからです。早野透さんと岡本厚さんという旧知のおふたりをお招きして、秋の夜にじっくり語りたいと思います。会場は四ツ谷駅前の便利なところですが、あまり広い部屋が取れなかったので事前予約制にしました。以下、御案内です。 . . . 本文を読む


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まもなく、元大阪高検公安部長で検察内部の「調活費問題」で「口封じ逮捕」された三井環氏が審査申立人となって、検察官適格審査会に最高検、大阪高検、大阪地検に所属(現在は異動中の者も含めて)9人の検事の懲戒免職処分を求めて申し立てを行なう準備をしているという。 . . . 本文を読む


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9月21日の朝日新聞は、村木元厚生労働省局長事件で「検察側が重要な証拠となるFDの更新日時データを改竄していた」の極めて重大なスクープを掲載していた。その日のうちに、最高検は異例のスピードで、大阪地検特捜部で事件を担当した前田主任検事を逮捕し捜査に乗り出した。トカゲの尻尾切りで終わるのか、強引で無理筋な捜査にブレーキをかけることのない検察組織の徹底検証がされるのか。それにしても、上級官庁である最高検が「検察組織の闇」に迫れるはずもない。 . . . 本文を読む


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「何も考えない」「大勢に従う」ことは快適なことらしい。「流れ」の中にいれば、自らの責任を問われることないし、判断を迷うこともない。だって、「進路は流れのままに」だからだ。大政翼賛会の政治はそうして奈落の底に落ちていった。みんなで渡っても、赤信号は赤信号だ。危険はより大きくなる。 . . . 本文を読む


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菅改造内閣が発足した。トータルにこの改造内閣を総評するほどの立場にもいないので、関心が強く気になるところだけを書いておきたい。民主党代表選挙の後で「ノーサイド」「挙党一致」という言葉が飛び交ったが、閣僚人事を見る限り小沢グループは登用ゼロとなった。原口総務大臣と、山田農水大臣は退陣。副大臣・政務官人事でバランスを取るとしているが、大丈夫だろうか。 . . . 本文を読む


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「政権交代選挙」から1年、両者の正面衝突となった民主党代表選挙が終わった。1年前の今日、9月16日は自民党麻生内閣が退陣して、鳩山内閣が発足した日である。さっそく、「八ッ場ダムの中止」が話題を呼び、世間の関心を集めていたことを覚えている人も多いだろう。年末には「普天間」が政治テーマに急浮上し、鳩山内閣は対処に往生したあげく、社民党の政権離脱もあり、6月に引責退陣して短命内閣となった。 . . . 本文を読む


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時間があるとツイッターで子どものことをつぶやいている。機能から今日にかけては、児童虐待防止法が出来て、いっそう増加してきた被虐待児童が生活する児童養護施設の実態について、5年前にあれこれ調べたことを書き綴ってみた。歌手の加藤登喜子さんからも反応をいただき、多くの人が高い関心を持っている分野だということがわかった。一連のつぶやきをまとめてみた。 . . . 本文を読む


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御案内が直前になってしまったが、明日は関西で昼、夜とダブルで講演をします。昼は、児童ポルノ禁止法案と東京都青少年健全育成条例をテーマとした意欲作の演劇の後で、トークをする予定。また夕方は教育問題で、兵庫駅近くでお話をする予定だ。ホームページには日程コーナーで掲載していたが、ブログでもお知らせします。 . . . 本文を読む


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鈴木氏の事件で最高裁は「上告棄却・収監」という予想された結論を出した。しかし、「国策捜査」が狙えば誰でも陥れることが出来る怖さを持っていることも、よく知られるようになった。政権交代が本物なら、鈴木氏の事件も含めて、「政府・与党」と「捜査権力」の癒着はなかったのか。徹底的に検証するべき時が来ているのではないか。 . . . 本文を読む


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 このところ、教育について、10代の少年の頃から考えてきた素朴な疑問や、教育ジャーナリスト時代に語ったり、書いたことをツイッターでつぶやくことが多くなった。『どこどこ日記』の方の更新が滞ってしまったが、このテーマを書いていて感じるところが多かった。ひとつひとつのツイートに対しての反響がリアルであり、男女・年齢を超えて、世間に投げた小石はひとりひとりの感想を生んで連鎖していった。 . . . 本文を読む


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