「節電の夏」が転機を迎えている。原発事故以来、本格化した「節電体制」の企業・家庭等の努力が成果をあげ、また7月下旬になって大型台風の通過以後、「猛暑」が一段落して気温が低くなってきたこともあって、東京電力管内の需要は供給ラインを相当に下回っている。世田谷区が東京電力に要望してHPで開示している「東京電力23区内の昨日の使用量」のグラフを見ても歴然としているように、現状は供給に相当の余裕がある状態だと言っていい。もちろん、8月になってまた「猛暑」がぶり返し、35度以上の日が続いて電力需要が逼迫する場合も考えておかなければならないが、7月の1カ月をふりかえることも重要な作業だ。 . . . 本文を読む
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