裁判員裁判における初の死刑求刑事件の判決は、「無期懲役」であった。
私は、改めて裁判員裁判における死刑判決のあり方について、早急に立法措置をすべきだと考える。今朝の朝日新聞は社説で「死刑に関しては、判決は全員一致を条件にするべきだという主張もある。皆がそれ以外の選択がないと判断する場合に限るという考えに異論はない。一方で、本来秘密である個々の裁判員や裁判官の意見を明らかにすることと同じことになり、評議にも影響を及ぼしかねない。問題点を整理しながら、検討を進めなければならない」と書いている。「だから多数決を維持すべきだ」と言い切ってないので議論にならないが、「死刑判決の全員一致制」に反対する理由は「評議に秘密が脅かされる」というだけなのだろうか。
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