たった今、内閣不信任案をめぐる衆議院本会議が終わり、参議院本会議は深夜まで続くことになる。昨日の「年金不信」を封印する「日本年金機構法案」の参議院厚生労働委員会の強行採決と、民主党が委員長をつとめる参議院内閣委員会では「天下りバンク法案」を委員会審議を省略する「中間報告」という奇手でダブル成立をはかろうとしていることに、あらためて安倍政権の場当たり的国会運営を感じてしまう。いったい、何のために12日間も会期延長をしたのか。国民注視の年金問題は、参議院厚労委の定例日だった26日(火曜)は審議なし。(この日、野党視察団が埼玉県の倉庫に「年金記録」調査に向かい「村瀬長官から門前払い」をくらうことになった) ようやく昨日28日に同委員会は7時間だけ迷走審議して強行採決してしまった。おまけに、年金記録大混乱もどこ吹く風で年金800億円(トータル1兆4千億・保険料流用1兆円)の巨費を呑み込んで運営されている社会保険オンラインシステムが「契約書なしで運営されていた」という。
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