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制度に対する信頼」を壊したのは誰なのか。厚生労働省年金局の言うままに「百年安心」とうそぶいた年金改悪を強行した04年、自民党は参議院選挙に負けている。「制度に対する信頼をしましょう」と言うならば、根拠を提示しなければならないだろう。年金積立金150兆円の全額運用という世界中の金融機関がびっくりするような荒技を年金積立金管理運用独立行政法人という国民の誰もが知らない一組織に委ねていること自体、不信の源である。多くの人が誤解しているが、年金積立金を取り崩して作られたグリーンピアなどの無駄遣いの責任は社会保険庁にはまるでない。えっ?と意外に思った人は、厚生労働省年金局の目くらましに擬態にひっかかったと思ってほしい。一番の責任者は、旧年金福祉事業団=年金積立金管理運用独立行政法人なのだ。 . . . 本文を読む

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「再チャレンジ」には笑った。本会議場でこんなにおかしかったのは久しぶりだ。「新しい日本が目指すべきは、努力した人が報われ、勝ち組と負け組が固定化せず、働き方、学び方、暮らし方が多様で複線化している社会、すなわちチャンスにあふれ、誰でも再チャレンジが可能な社会です。格差を感じる人がいれば、その人に光を当てるのが政治の役割です。私は内閣の重要課題として、総合的な『再チャレンジ支援策』を推進します」と安倍総理は語った。私が笑ったのは、次の部分である。 「再チャレンジを支援する民間や自治体の取組を応援するため、内閣総理大臣にように表彰制度を新たに設けます」 . . . 本文を読む

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10年ひと昔という言葉がある。ちょうど10年前の今頃、衆議院第2議員会館の土井たか子さんの部屋に通いつめていた。村山富市氏から社民党党首を引き継ぐか否か、ぎりぎりの話し合いが続いていた。すでに衆議院は解散し、各党は公示前の事実上の選挙戦に突入していた。そして、「市民との絆」を掲げて土井さんが新党首となり私や辻元清美、中川智子も突然に立候補することになった。そして、第2次橋本内閣で社民党は閣外協力へと転じたが、私たちは政治経験もないままに連立与党の政策協議の場にぶっつけ本番で突入することになった。 . . . 本文を読む

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小泉政権が昨日、総辞職した。5年有余にわたった「小泉時代」が終わりを告げたことになる。けれども、そんな実感がない。「昨日の続きの今日」があり、「そのまた続きの明日」があるような漫然とした時間の流れを感じる。それは、新たに発足した安倍政権が「小泉構造改革の継承」を掲げた小泉直系の後継内閣であり、新鮮味に欠くからではないか。昨日の組閣を見ながら私は「論功行賞・お仲間内閣」と書いたが、今朝の新聞の見出しも大方そんなところだった。ただし、「教育」に重点を置いて、小泉総理より右寄りの教育基本法改正に執念を燃やすところが、新たな特徴だろう。そこは見くびらずに警戒していきたい。 . . . 本文を読む

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安倍内閣の組閣作業が続いている。テレビの特別番組が伝えている「入閣情報」は、総裁選挙のかなり露骨な「論功行賞」を加味した派閥配慮型ベテラン登用と、「美しい国」路線に共感する右寄りの中堅議員の結集、そして身内の補佐官を多く指名してのスタートだ。小泉政権の組閣には「サプライズ」がつきものだったが、 自民党らしい「過去の風景」に舞い戻ったようだ。二世議員、官僚出身の議員も多く、「自民党ぶっこわす」という小泉氏の虚言がまったの嘘だったことを証明するような人事だ。 . . . 本文を読む

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いよいよ明日から臨時国会が始まる。12月15日までの81日の会期で、長丁場だ。 自民党は明日の組閣を前に、中川秀直幹事長、中川昭一政策審議会長、丹羽雄哉総務会長、二階俊博国会対策委員長という布陣を決めた。総裁選挙への「貢献度」を判断基準にしているような人事だ。一方、民主党は小沢・鳩山・菅体制を維持し、松本剛明政策調査会長も留任した。国会対策委員長には、渡辺恒三氏に替わって高木義明氏が起用された。また、民主党大会終了直後に小沢氏が風邪をこじらせて検査入院 を発表するなどのパプニングもあった。自民党と民主党の臨時国会をめぐる人的構図は明確になってきて、冒頭からの国会運営をめぐって議院運営委員会の場で綱引きが始まっている。 . . . 本文を読む

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 中南米のカリブ海に浮かぶの小さな島国セントクリストファナービスは、英連邦に属する国で2001年に国際組織犯罪条約に署名、04年5月21日に批准している。同国には共謀罪が存在せず条約の批准にあたって、新たに参加罪・共謀罪を制定している。注目を集めるのは、同国の共謀罪は「国境をまたぐ」「越境性を持つ」犯罪のみを対象としてつくられている点だ。日本弁護士連合会国際室の大谷美由紀室長が明らかにしたものだ。「アメリカの条約留保」が6月までの日本政府の答弁を押し流す「ナイヤガラの滝」だとしたら、セントクレストファーネーヴィスは「南十字星を斜めに横切るUFO」か。 . . . 本文を読む

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昨日の東京新聞(2006年9月22日)に『共謀罪「本家」米国は留保付き批准』という記事が載った。9月13日付けの『どこどこ日記』で紹介した通り衝撃的な事実がついにマスコミでも明らかになった。日本弁護士連合会もこの点を重視し、20日法務省に意見書を提出している。「日本国内では共謀罪を立法する特段の情勢(立法事実)はなく、国際組織犯罪条約の要求する国内法制化のために早期成立が必要」と答弁してきた法務省が、世界でもっとも親米的な小泉政権の刑事司法を担当する役所として「米国の留保」を知らなかったとは言わせない。何が重大なのか、日弁連の意見書でおさらいしてみると、 . . . 本文を読む

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昨日の東京地裁の「日の丸・君が代」訴訟で画期的な勝訴判決が出た。石原都政の下で、憲法も教育基本法もなきが如しと権勢をふるってきた東京都教育委員会の主張は退けられ、東京都が乱発してきた教職員に対しての処分と強制は、憲法19条の保証する「内心の自由」を踏みにじるものであり、また教育基本法10条が禁じている「不当な支配」に相当するものだという完全勝訴の判決だった。安倍政権が秋の臨時国会の最優先課題を「教育基本法」だとして、「不当な支配」を合法化しようと力んでいる状況の中で、憲法と教育基本法が持つ力を改めて感じさせてくれる判決だった。 . . . 本文を読む

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社民党で千鳥ヶ淵戦没者墓苑の拡充と平和祈念施設を提言するための作業を続けている。歴史をたどることで、戦後61年の風雪に埋もれて判然としなかった事情の一部が明らかになってくる。昨日は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑という名称が決まる前に日本遺族会と戦争犠牲者援護会との間で交わされたと言われる「覚書」の写しとともに、「閣議決定のやり直し案」を見ることが出来た。1953年12月28日、吉田内閣は「無名戦没者の墓」の建設を閣議決定している。今回、明らかになったのは、この閣議決定のやり直しの案で、実際には行われていないことから「幻の案文」とも言える。まず、1953年12月28日の閣議決定を見てみよう。 . . . 本文を読む

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自民党総裁選挙の投票が終了した。開票作業が進んでいる。結果は見えているが、安倍晋三氏以外の候補の得票が気になるところである。小泉政権の5年半が終わり、新政権へとバトンタッチされる瞬間なので見守ることとする。自民党党員・自民党国会議員だけで決まる総裁選挙だが、ここで選出されたリーダーが明日からの日本の指導者となるのだから、そのスタートの仕方を慎重に見ておきたい。テレビ中継によると、投票結果は次の通りだった。 . . . 本文を読む

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台風の影響か気圧の変動と、雨雲の動きがめまぐるしい。 議員会館は人影もまばらで自民党議員の人たちも総裁選挙であわただしく動いている様子もない。そして、明日「新総裁」が決まり、26日の首班指名で新総理となる。「御祝儀相場」は、分不相応な支持率をはじき出す可能性がある。私たちにとって警戒するべきなのは、「改憲」「教育基本法」「共謀罪」「集団的自衛権容認」などを丸ごと支持しているわけではないのに、「国民の支持を得ている」とすりかえて強気の国会運営に出ることだ。逆を言えば、野党の結束と戦線構築が問われている。 . . . 本文を読む

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雨の千鳥ヶ淵戦没者墓苑に行って、浄土真宗本願寺派の第26回千鳥ヶ淵戦没者追悼法要に参列した。台風下の悪天候の隙間をついて、大きなテントの下に大勢の僧侶と参列者と共に、来賓席に案内された。なぜ、9月18日なのか---「15年にわたるアジア・太平洋戦争につながっていった「満州事変」の発端である「柳条湖事件」が1931年(昭和6年)に起こったその日であります」(千鳥ヶ淵戦没者追悼法要委員会のパンフより)という理由だ。 . . . 本文を読む

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昨日の朝、東京を出発して「浜岡原発」と「静岡空港予定地」に行ってきた。 東海地震をはじめとした大地震の危険が迫るなかで、浜岡原発の危険性はかねてから指摘されているところだが、1~5号機のうち4号機しか稼働していないという状況下で、大がかりな耐震工事が始まっていた。中部電力は、浜岡原発を根本的に見直すことなく、鉄とコンクリートを使って原発とその周辺を要塞化し、巨大地震にビクともしない「永遠の原発」をめざしていた。驚くべき発想だが、9・11テロ事件以降、厳戒体制をひいて地元住民にも、市民団体にも出入り禁止とする状態を続けているようだ。 . . . 本文を読む

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昨晩は、恒例のネイキッド・ロフトでの『世直しトーク』シリーズの第7弾で、評論家の鈴木邦男氏をゲストに「愛国心とは何か」で討論を行った。満席のお客さんを前に議論は白熱し、7時半から3時間、午後10時半まで及んだ。終了後の第2部も、あちこちのテーブルで呼ばれて12時をまわってしまった。(ということで、昨日は『どこどこ』は休載) 鈴木氏は、何度かネイキッド・ロフトに観客としても足を運んでくれていて、良く知る間柄だったが後で記録を残すトークに入る前には、あれこれと準備もして本も読み返した。 . . . 本文を読む

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