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大分県で明らかになった「コネ人事」や「採用試験の不正合格」のことを考えていて、 ふと思い出したことがある。2000年(平成12年)4月5日に小渕元総理が急死すると、後に低支持率にあえぐことになる森喜朗総理が「密室」で誕生する。衆議院予算委員会では、誕生したばかりの森総理に対して各党の代表が質問した。社民党では私が立って自著で「新聞社の入社試験に白紙答案を提出して……」と自慢していることを取りあげた。これは「恫喝コネ入社」ではないかと。予算委員会の議員席は笑いに包まれ、与党席からは「立派なコネじゃないか。たいしたもんだ」という称賛の野次も飛んだ。今、このやりとりを改めて読み直してみる。森総理の著書である『あなたに教えられ走り続けます』という本をかざして、私は問いかけた。 . . . 本文を読む

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インターネットの掲示板に、先日放送された『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」での「太田総理」の発言に対して、「殺害予告」をした人物が警視庁杉並署に逮捕されたというニュースに、「エッ」と息を飲んだ。私もゲストとして太田総理の掲げるマニュフェストに反対の立場の席に並んでいたひとりだったからだ。2時間を超える収録中、放送されるのは一部のやりとりを編集した部分にすぎないし、私は放送を自分で見ていない。(スタッフによると、ほんの一言だけの発言が放送されただけと聞いている) 当日のマニュフェストは『インターネットの利用は親の承諾を必要とします』(7月4日放送分)だった。 . . . 本文を読む

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大分県の教員採用試験をめぐる不正について、意見を募集したところ何人かの方々から「投稿」をいただいた。教員採用や人事をめぐる不正などについては、なかなか内部からでないと窺い知ることは出来ず、「内部告発」をヒントに私たちとしても調査をしていくしかない領域だ。まずは、お読みいただきたい。 . . . 本文を読む

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秋山直紀日米文化・交流協会専務理事の逮捕から、次々と流れてくるニュースは、「内閣改造」「衆議院の解散・総選挙」と一見すると何の関係もないかのように伝えられているが、水面下で強く結びついている。東京地検特捜部の入口は、脱税である。しかし、その脱税額は早くも1億円を超えると報道され、その使途に米国での旅行費用が当てられたのではないかという指摘が出てきた。TBSニュースW 次のように伝えている。 . . . 本文を読む

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「大山鳴動してネズミ一匹」とよく言う。守屋防衛事務次官が日常的な「接待」を受け続け、山田洋行の便宜をはかったとして逮捕されたのが、昨年の11月27日のことだ。この過程で浮上してきたのが、与野党防衛族にも太いパイプを持つ日米文化・交流協会の秋山直紀専務理事だった。11月27日参議院財務金融委員会で全会一致の慣例を破って「額賀大臣の会合参加」の真偽を問うための「証人喚問」の実施が野党多数で決まったが、直前に中止となった。これを機に、防衛利権の構造的腐敗の解明は、通常国会のテーマから少しづつ色あせていく。検察首脳が事件をこれ以上拡大するのを抑え込んだとも言われてきたが、7月になって秋山専務理事の逮捕となった。 . . . 本文を読む

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暑いのでシャワーでも浴びようかと思ったらグラグラっときた。地震だ。地震の揺れも奥深いような気がして、建物がきしむような音と振動に立ち止まった。テレビをつけると、最初の画面で青森・岩手が震度「-6」「+6」と表示された。まず、「六ヶ所は大丈夫か」と思った。このブログでもたびたび取りあげているように、4月に日本原燃の再処理工場を視察した時に「活断層」との関係をヒアリングで聞いてゾッとしたし、また先の岩手・宮城内陸地震で「道の活断層」が動いたことで改めて注意を喚起してきたばかりだからだ。→「六ヶ所再処理工場真下に活断層というニュース」 . . . 本文を読む

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連日報道されている大分県の教職員人事や教員採用試験をめぐる人事の病根は深く、その波及はとどまるところがない。もともと、教員の世界は閉鎖性が強く、「祖父も父も教師でした」という教員一家・教員一族も多い。また、兄弟・親戚も皆教員という「家系」もあって、正月に里帰りすると合同職員会議のようだという声も聞いたことがある。今日の読売新聞は、「古典的な贈収賄事件」の構図で人事を5カ月前に「昇進内示」を料亭で告げているというニュースを報じている。 . . . 本文を読む

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夏と言えば、祭りの季節である。今でこそ数万人を集める野外フェスティバルは珍しくないが、今から30年前の78年前後には、まだ珍しかった。私には、いくつかの顔があって当時メインで打ち込んでいた活動は「祭りの仕掛け人」「イベンター」だった。1979年は、今は民主党参議院議員となっている喜納昌吉さんとチャンプルーズの臨時事務所として夏のコンサートツアーを組んでいた。これは、喜納さんが当時所属していた音楽事務所とケンカして絶縁したために、「臨時」の事務所を担ったためだった。当時は、FAXも携帯電話もなく、黒電話と郵便だけで、よく日本縦断のツアーが組めたものだ。1981年には高知県窪川町で『生命のフェスティバル』という3000人規模の野外フェスに東京から300人規模のツアーを組んで参加した。 . . . 本文を読む

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連日の暑さに身体も疲れやすくなっている。高温多湿の日本列島に、都市熱も加わって、東京の夏は非人間的な環境になっている。この季節、仙台の冬に生まれた私はどちらかというと苦手で、真冬の寒い方が調子がいい。 この政治という仕事には、区切りや休みがない。汗をぬぐいながら、暑さに立ち止まらず、昨日もマイクを握った。洞爺湖サミットが終わって、政治ニュースの焦点は内閣改造に移行している。 今日は暑中見舞い . . . 本文を読む

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昨日は、ギラギラとした夏の太陽が照りつける中、厚生労働省職業安定局受給調整事業課労働者派遣係長Y氏と、受給調整事業指導官I氏のふたりを相手に「申し入れ書」を手渡し、説明を聞くために労働組合の皆さんと会議室に入った。ものの5分としないうちに、「厚生労働省としては、個々具体的な企業については、申し上げることは出来ません」と繰り返し、「それは、あんまりだ」と平行線の議論となった。問題は、秋葉原事件の加藤容疑者が勤務していたトヨタ系列の関東自動車で1年契約だったはずの派遣労働者たちが契約打ち切りを宣告されていたと伝えられていることへの「調査要請」だった。以下、要請書を掲載しておく。 . . . 本文を読む

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先日、2回続けて「インターネットと規制社会を考える」をこのブログにて書いた。日本の政治家の中には、「携帯電話」を通じたネット・アクセスを「フィルタリング」を課すことによって規制することをノーテンキに信じている人たちがいる。とんでもない大間違いであることは、携帯各社が「フィルタリング」というのは名ばかりの大雑把なアクセス規制を始めていることで明らかだ。俗に「ホワイトリスト」「ブラックリスト」と呼ばれているが、たとえば「ホワイトリスト」と言われているものは携帯電話会社の事業者に登録されているサイトの中から「コミュニティ」とか「グラビア(セクシー動画)」などの一部のサイトを接続規制・閲覧不可にするというやり方である。「ブラックリスト」の方はネット上の特定のサイトを選別し、大括りでそのジャンル丸ごと「接続規制・閲覧不可」にしてしまうことだ。 . . . 本文を読む

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「税金の無駄使いをやめろ」という言い方がある。別の言い方をすれば、「税金を有効に使え」ということになる。私は、あまりこの言い方を好まない。むしろ、 「税金の取り方・使い方を変えよう」と言いたい。小泉内閣の掲げた「構造改革」によって「消費税」を除くあらゆる分野で、庶民の税負担は増加した。そして、来年からはいよいよ「消費税値上げ」を日程にのせようとしている福田内閣だが、高額所得者に対しての課税強化や贅沢品課税、法人税の優遇措置は継続したままだ。さきほど、『朝ズバ』のインタビューが来て『阪神国道事務所50年史は1冊830万円』を明朝の放送で取り上げるということだ。インタビューに答えながら、この国の政治の歪みをつくづく思った。 . . . 本文を読む

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漁船の一斉休業が行なわれる。ガソリン代が2003年当時に比べて3倍にまで上昇している以上、出漁しても「赤字」になる窮状を訴える。これは、個々の漁師や漁業協同組合の努力の範囲をはるかに超えている。ところが、福田内閣は緊急免税などの有効な手を打つことなく、洞爺湖サミットでも「投機資本」の国際的規制=封じ込めにはまったく踏み込めなかった。明日の、全国一斉漁民ストライキを通して、 消費者価格に早くも上昇の気配がある。日本の食文化を支えている魚が値上がりしたら、それじゃ肉を食べるとなると国産の畜産業は「トウモロコシ等の飼料」の高騰に悩まされている。ハウス野菜も燃料高騰が直撃する。そして、すべての物流にガソリン高騰の圧力がかかり、この夏から秋にかけて「物価上昇」へなだれ込むおそれがある。臨時国会は、緊急経済対策をめぐる福田政権の姿勢を強く問うものになるだろう。 . . . 本文を読む

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「基礎年金・国庫負担先送りへ--政府・与党検討、来年10月以降に」というニュースが伝えられている。裏を返せば「次の総選挙後は必ず消費税増税に踏み切ります。さすがに選挙前はマズイので来年9月までに必ず行なわれる衆議院選挙の前にします」と告白しているようなものだが『百年安心』とウソ八百を並べて強行採決をした04年年金法改正で構築したはずの「年金給付水準維持」が危ぶまれる。年金記録問題で議論が進んでいない「年金財政の見通し」について、政府・与党は消費税増税以外の選択肢を考えていていない。仮に、1年遅れると消費税1%分の2兆3千億円の国庫負担引き上げに対しての充当分の財源不足となる。 . . . 本文を読む

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毎日新聞に「ねじれ国会」をめぐるインタビュー記事が掲載された。そう長くはない紙面によくまとめてあり、この部分はもう少し言いたいなという誘惑にかられた。ブログの特性を生かして、インタビュー記事の合間に注釈をつけてみた。より、言わんとしていることを明確に伝えることが出来そうだ。昨日は記事のみ引用しているが、今日は※のコメントを挿入した。もう一度、読んでいただけるとありがたい。 . . . 本文を読む

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