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再生可能エネルギーを底上げする工夫をせず、火山リスクも曖昧(あいまい)なまま、周辺自治体の反対の声も押し切って「原発再稼働」に突き進む姿は、「3.11」以前にこの国の「日常の風景」だったことを思い起こさせます。 . . . 本文を読む

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 すでに始まった都知事選挙ですが、1月14日に細川氏の出馬表明を聞いて書いた記事です。すでに都知事選挙は始まっていますが、「脱原発を東京で語るな」等の反対論がメディアで繰り返されていて、「脱原発は争点か否か」が争点となってきたような展開です。この際、議論を深めていくことが大切だと思います。私たち自身も「脱原発か否か」を語る必要があります。 . . . 本文を読む

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東日本大震災と福島第一原発事故がなければ、こうして世田谷区長として仕事をすることにはならなかった。あの瞬間、国も都道府県もストップモーションがかかったように動けなくなる中で、基礎自治体がもっともよく支援に駆けつけることが出来た。また、当時、被災地であり原発事故の結果「孤立化」を強いられた福島県南相馬市の支援に関わった私は、泉田新潟県知事が桜井市長に電話をしてきて機敏に送迎用のバスを入れてくれたということを、聞いている。東京電力の「再稼働お向けた審査」に対して、毅然と対していることに「自治体首長の責任の重さ」を感じる。 . . . 本文を読む

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 12月26日には、再度の安倍政権が誕生し、動き出しました。来年夏には参議院選挙が、東京では都議会議員選挙も控えています。私たちが注目するエネルギー政策の転換や原発再稼働問題は、2012年選挙の最大テーマにはならなかったと言われています。しかし、総選挙の出口調査で行われた「脱原発をするべきか」との問いには多くの人が「YES」と答えています。にもかかわらず、「脱原発」の受け皿が分解していたこともあって、議席配分上は「原発推進」が多数の議会構成となりました。 . . . 本文を読む

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「脱原発」のブレーキとアクセルの踏み分けが大切だ。危険で老朽化した原発の再稼働に反対することはブレーキだ。退任する野田総理が「政治決断」したのが大飯原発の再稼働だったことで、官邸前でこれに抗議する人々の数は膨張した。その野田氏が総選挙になると「原発ゼロに向けて…」と演説するわかりにくさは、ドイツで倫理委員会を開催して長時間の議論をする際の「哲学」「倫理」に欠けていたからという他にない。 . . . 本文を読む

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 福島第一原発事故から1年5カ月。ふたたび、「なぜ脱原発か」を考える機会があった。ずばり、「再稼働」を当然として「当面は原発依存を続けるべきだ」と考える人たちと議論する機会があったからだ。改めて「脱原発」のリアルな現実性と、推進論に立つ人たちの問題点を感じた。 . . . 本文を読む

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多くの人々が「新聞」を読んでいない。「野田総理、大飯原発再稼働を表明」を伝える各紙の記事を読むと、発行部数からすれば多数派のメディアは、「素晴らしい歴史的な判断」「再稼働の決断を支持する」などのバックアップをしていることが判る。「合理的説明がない」「安全策の根拠を示せ」などの常識的な論点を提示しているメディアは少数だ。ところが、世論の反応は違う。福島第一原発事故の痛切な体験を下に、二度と事故を繰り返さない安全対策を練り上げ、新たな福島第一原発事故の徹底検証と規制機関の発足を待たずに「総理の政治判断」で事が動いていくことに強い違和感を感じている。野田総理ひとりが、「再稼働」に傾斜しているわけではない。経済界と大手メディアが「消費税増税」と「原発再稼働」に向けて強烈な風を送り誘導しているのである。 . . . 本文を読む

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今日、5月5日、子どもの日に日本列島に存在する50基全ての原発の運転が止まる。42年ぶりの全原発停止は、世論が求め、政府の方針によって実現したプロセスではない。それどころか、再稼働にこだわり続け、あの手この手で「全原発停止」を回避しようとしたが、結果として不可能となった末の事態である。この先は、「夏の電力危機」のキャンペーンが展開され、「原発なしには夏は乗り切れない」と一部のメディアも声高に叫ぶだろう。 . . . 本文を読む

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「大飯原発の再稼働」をめぐって、民主党政権が大きく揺れている。「夏の電力重要の逼迫」を理由に、いくつもの問題を抱えながらも「政治判断」でゴーサインを出したものだ。ところが、世論の中で、「原発推進」「段階的縮小」等の立場からもいくつもの異論が出てきている。先日は、「大飯原発の再稼働に私が反対する理由」をブログに書いたが、たくさんの反響をいただいた。「3・11」をへた日本が大きな転換点に立っているのは、誰もが認めるところだ。しかし、転換すべき時に転換せずにバックギアを入れてしまうと、取り返しのつかないことになる。 . . . 本文を読む

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 野田政権は大飯原発の3・4号機の「再稼働が必要」とする政治判断を行った。私にはまったく理解出来ないし、この政治判断は間違っていると言いたい。「3・11」と原発事故などまるでなかったかのように、「原発止めたら経済空洞化」と唱えてきた人々が「妥当な判断」と胸をなでおろすが、民主党政権の最後の幕を引く歴史的な汚点になるのではないかと考える。福島第一原発事故の前に、「重大事故はおきません」「安 . . . 本文を読む

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明日、また定例記者会見を迎える。前回の記者会見で、「局部的な高線量の場を見つけ、なるべく早く原因究明をしたい」と発表したことで、マスコミ報道に火がついた。動きの早い社会なので、もう2週間前のことは「随分前のこと」のようにも思える。今朝の新聞には、文部科学省が「福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への文部科学省の対応について(平成23年10月21日)」を発表したとの記事が出ている。 . . . 本文を読む

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世田谷区長に就任して3日目となりました。今日は、早朝に出発して福島県南相馬市、そして飯舘村をめざしています。ただし、大型連休の車の渋滞に巻き込まれてしまい、予定時間に到着出来るかどうかわかりません。現在は正午で郡山市の近くまでは来ています。東日本大震災での大きな被害は、地震によって起きた大津波と、原発事故です。南相馬市は、そのいずれの被災地でもあり、市の北部は「20キロ圏内」の「警戒地域」を抱え、市内の多くが「20~30キロ圏内」の「屋内退避」が続いていました。現在は「緊急時避難準備地域」となり、市内の郵便配達や佐川急便などが集荷・配達を再開し、連休明けにはイオンも営業を始めると新聞報道にはあります。 . . . 本文を読む

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「レベル7」の事故との発表があっても、「原発は最良の試験、最善の知識、最良の技術でベストなもの(当時)」などと言い放つ人々が、今ここにある危機に向かおうとせずに、単純に過去の延長線上の政治を続けていこうとしている。この点については、残念ながら、自民党も民主党も大きな差はない。今回の巨大地震に誘発されて、東海大地震が近い将来起きる確率が高まっていると指摘されながら、その震源域の中心には浜岡原発がある。 . . . 本文を読む

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 福島第一原発の事故評価が、「最悪レベル」の「7」に引き上げられた。ついに、チェルノブイリ原発事故と並ぶ事故となった。3月12日、原子力安全・保安院と原子力安全委員会が発表した。3・11大震災と原発事故の衝撃から1カ月。私たちは、原発事故の深刻化を見つめ、日々流される「危険情報」に慣れさせられていく。農産物の出荷制限、水道水汚染に、大気へ海洋への放射性物質の放出が加わって、この事故が収束する見通しは簡単ではないことを誰もが感じていた。そこに、この評価が加わった。 . . . 本文を読む

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3月11日の大地震・大津波以来、私たちの日常は変わった。その直前まで予定していた仕事や催しはだいたい順延になり、私のところには断片的ではあるが、この未曾有の災害に支援を行いたいという申し出や提案をいくつか頂いた。原発事故が収束の道がまったく見えず、深刻化していることは全国的な東北・関東太平洋岸の被災地支援の大きな取組みを阻むことになっている。この原発事故の見通しがつかないことで不安定要素が多いが、26日~27日の福島県南相馬市と山形県米沢市の訪問・調査を踏まえて見えてきたことを、ここにまとめておきたい . . . 本文を読む

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