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 梅雨の間の晴れ間が続く。2日前から気温が連日30度を超えて、電力需要も上昇している。東京電力とやりとりしている「地域別電力使用量の見える化」は、いよいよ待ったなしになった。 私が「リアルタイムの地域別電力使用情報」を開示するように要望していることに対して、東京電力からの回答は、「前日までの23区使用実績の1時間刻みの数値」なら提供できるという平行線になっているが、とりあえずは「前日の23区使用実績」だけでも提出してもらうことにした。世田谷区は23区のひとつである。当然、23区区長会にも提供して他の区でも活用出来る形で参考資料として提供したいと申し入れている。また、「節電警報」を3段階で出そうとしている低炭素社会戦略センターにも電力需要予測の有用な情報であれば活用出来ないかを検討してもらっている。 . . . 本文を読む

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 素朴な疑問には、いつか単純な回答がもたらされるものである。単純な疑問、すなわち「東京電力全エリアの電力使用量がリアルタイムで開示出来るのに、その集合体のひとつである23区、また世田谷区の電力使用量はなぜ開示出来ないのか」というものだ。「できるはず」と思う私と、「新たなソフトを開発する経費と時間がかかり、すぐには無理」との回答をする東京電力との間の議論を見ている限り、平行線で「夏の電力使用の上昇期」を迎えてしまうような気がする。そこで、今日は角度を変えて「学術論文」を片手に考えてみることにしたい。 . . . 本文を読む

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6月16日、東京23区の区長が集まる区長会が開催された。冒頭に、低炭素社会戦略センター(独立行政法人科学振興機構)の「緊急停電予防(防止)システム」のプレゼンを受けた。この夏の「電力需要の逼迫」に対して、同センターが開発した需要予測シテスムを使用して、供給余力10%(レベル1)、供給余力(6%)、供給余力(2%)程度のそれぞれの段階で「注意喚起」→「警報」→「緊急警報」を判断していき、この情報を自治体に伝えて、自治体から住民に緊急連絡網等で「電力使用抑制」を働きかけるというものだ。詳しくは、同センターの「緊急停電防止システム」についての文書を見てほしい。 . . . 本文を読む

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6月13日、世田谷区議会の第2回定例会が始まった。冒頭、40分にわたって「召集挨拶」を行なった。これは、区政運営にあたっての所信表明のようなもので、10日ほど前から準備していた内容だ。翌14日、15日と本会議は「代表質問」「一般質問」と続いた。ここに掲載するのは、挨拶原稿であり議場で読みあげたもの。(実際の内容は、言い回しの違いなどを除いて、ほとんどこの原稿に沿って行なった) . . . 本文を読む

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保坂のぶと世田谷区長が誕生して、6月25日で2カ月になります。 「ただひたすら目の前の懸案に取り組む日々」(ブログより)と振り返る保坂区 長本人が、区民の皆さまをはじめ多くの方々に直接報告する集まりを企画しまし た(政治家・保坂のぶとを応援する「保坂展人と元気印の会」と、区長選をきっ かけにできた「たがやせ世田谷区民の会」の共催です)。2カ月間の報告ととも に、区長選時の推薦人に提言を頂き、それに応える形で抱負も語ります。 . . . 本文を読む

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今日は世田谷産業商工ブラザにて『避難者都区長の懇談会」を行なった。3・11東日本大震災以降に世田谷区内に一時避難をされている人たち約50人が参加をしてくれた。世田谷区の区営住宅などに入居されている55世帯の人たちに案内状を出して、近親者を頼って世田谷区内で過ごしている人たちが『区のお知らせ』を見て参加をしてくれた。会場には「住宅相談」「健康相談」「就職相談」「その他の相談」の4つのブースを設置して、個別にお話しを聞いたり情報提供する体制もつくった。参加者は福島第一原発のある大熊町をはじめ、富岡町、浪江町、楢葉町、双葉町、そして南相馬市やいわき市などが約9割と多く、宮城・岩手・茨城からも参加を頂いた。 . . . 本文を読む

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昨日、東京電力渋谷支店長が世田谷区役所を訪れ、先日来の要請についての回答を持ってきた。不必要な社会・経済の萎縮を回避するために、この夏に「電力供給量」の限界と「電力使用量」のリアルタイム開示をお願いしたいという要請に対して、「御要望のございました世田谷区内に限定したデータはないため、できる限り狭い単位でご提供できるように最大限努力させていただき、23区の1時間実績値であればご提供が可能です」とのこと。待っていた列車はやってきたけれど、ひとつ手前で止まったまま駅に到着するまで1日待たなければならないという隔靴掻痒の回答だった。 . . . 本文を読む

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 あわただしい1週間が始まった。とくに、来週13日から区議会が始まるとあって、今週はその答弁準備に追われることになる。国会議員の時に議員立法で何度か答弁したことはあっても、各会派・議員からの質問に次々と答えるというのは初めての経験だ。先週のうちに「所信表明」的な召集挨拶の原稿を書き上げているので、各議員の質問に対して答える準備を行なうというわけだ。ずいぶん前もってていねいにやることに感心する。何事も初体験なので、世田谷区と区議会の習慣と方法に即して、準備をすることにする。 . . . 本文を読む

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ついにブログの更新画面を開くことも出来ずに週末になった。たった今、『愛川欽也のパックインジャーナル』(午前11時~13時)に生出演し、内閣不信任案をめぐる政局や、原子力発電からの脱却について意見を交わした。番組では、原発事故と政府の対応を議論しながらも、今週30日(月)に東京電力渋谷支社に申し入れた「電力消費量のリアルタイム開示」について、説明させてもらった。「節電」「節電」と心がけるのは合理的ではなく、世田谷区内の電力供給量の限界ラインと、リアルタイムの電力消費量をグラフで表示し、開示してもらうように求めたという経緯を話した。そうすれば、電力供給限界ラインに近づいていけば警告を出すことも出来るし、また区のHPにアップすることで、地域電力消費量のコントロールを行なってピークの危機を乗り切ることが出来るはず。さらに、電力供給に余裕がある時間帯に不必要な節電をして地域経済を萎縮させる必要もなくなる。「いつ停電になるかわからない」から怖いのであって、電力消費を「見える化」して区民がコントロールすることが、「民主的な情報開示」につながる。 . . . 本文を読む

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