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2年前の「かんぽの宿」問題で、追及の渦の中にいた私としては、すでに「決着済み」だと思ってきた数々の問題もまだまだ知られておらず、未だに「改革を止めるな」という論調の人々が少なからずいることが、ここ最近のツイッターでのやりとりなどで改めてわかった。実は、昨年の春に公表された郵政ガバナンス検証委員会の報告の中に「日本郵政・不動産戦略への意見書」(亀井久興・保坂展人)という文書がある。総務省顧問として私が亀井久興氏の監督の下に検証にあたった報告文書だ。昨年の5月以来、総務省のホームページに本体の報告書と共に掲載されているが、不思議なことにこの内容については、ほとんど知られていない。報道されていないことが大きな原因だろうと思う。ここに一部、引用しながら読んでいただければ幸いだ。ただし、この意見書の内容は、丸1年前の事柄であり、それ以降に起きたことには触れていないことをあらかじめお断りしておく。 . . . 本文を読む

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 昨日から「郵政民営化」に関する情報をツイッターで提供すると、予想外の反響があった。私は2年前の「情報戦」の真っ只中にいたので、すべてを語り尽くしたようにも思っていたが、現実に報道されたことは一部に過ぎずほとんどの事が知られないままに「風化」しかけているかと思った。05年の「小泉郵政解散」「刺客騒動」という点でも、戦後史に残る出来すぎた大芝居だった。「郵政民営化、イエスかノーか国民に聞いてみたい」と記者会見で述べた小泉純一郎流の名演技に国民の多くは酔った。そして、自民党の歴史的大勝を得て、郵政法案は衆参両院をスピード審議で通過し、「民営化」の道筋がつけられた。 . . . 本文を読む

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郵便事業会社の経営を根底から脅かしているペリカン便との統合問題の「経営判断」はどのようにして生まれたのかq続けて、郵政ガバナンス検証委員会専門調査委員会報告書を見ていくとしよう。「検証総括書」から引用する。   . . . 本文を読む

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 世の中には、「小泉改革」「郵政民営化」信者がまだまだいる。あたかも、画期的改革に着手したのに、肝心のところで「政権交代」によって改革が止まってしまったと嘆いている人たちがいる。このところ、日本郵政グループが直面しているのは、ペリカン便との経営統合後、信じられないことに毎年1000億円の赤字を計上していくだろうという郵便事業会社の経営危機問題である。筆者も昨年春まで総務省顧問をつとめていて、「郵政民営化の闇」を徹底検証する作業を担った。原口総務大臣の下に、郵政ガバナンス検証委員会が設置されて、総務省のホームページに「最終報告書」がアップされている。この問題は、どのように報告されているだろうか。 . . . 本文を読む

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すでに報道されているように総務省は「郵政ガバナンス検証委員会」を開催し、調査報告をまとめた。私は昨年から原口一博総務大臣の委嘱を受けて総務省顧問に就任して、亀井久興顧問(国民新党前幹事長)と共に「郵政民営化の検証作業」に着手した。私が興味を持ったのは、日本郵政背グループがどのような不動産戦略を持って「東京中央郵便局」の建て替え工事をはじめとした大型不動産開発に着手したかであった。「かんぽの宿等一括売却問題」で明らかになってきたずさんで不透明な不動産取引が、巨大開発を前にどのような体制と見通しの上で行なわれたのかを国民の前に明らかにすることは緊急を要すると判断したからである。総務省のhpには昨日の委員会で提出された全資料が公開されている。この中から、亀井久興顧問の助言を受けながらまとめた「意見書」について、転載をさせてもらうことにする。(私はこの調査を終えて、総務省顧問は3月17日に辞職している) . . . 本文を読む

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昨日の読売新聞に私も含めた前国会議員が「総務省顧問」として高額日当を得ているとの記事が載った。「どこどこ日記」でも公開しているように、秘密裏に「総務省顧問」に就任したわけではない。読売新聞も含めて、昨年10月の就任時にも私の名前も新聞記事に出ているし、2月に始まった「郵政ガバナンス検証委員会」(郷原信郎委員長)の構成メンバーに総務省顧問として入っていることも記事になっている。こうした周知の事実を、いかにも「潜り込んでいた輩が発覚」かのように書くのは失礼な話だ。 . . . 本文を読む

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今日は午後4時過ぎから、総務省で郵政ガバナンス検証委員会の第一回会合が開かれた。冒頭、原口一博大臣から「昨年の国会で、当時野党だった私たちは『追及チーム』をつくり、かんぽの宿や郵政民営化を調査した。あれも、これも考えられない事態が明らかになった。私の前の前の大臣(鳩山邦夫大臣)が自公政権の大臣でありながら、『出来レース』と呼んだことは大変に重い。私たちは、国民にしっかりと真実を伝えるようにしたい。情報開示ということを第一にやりたい」と挨拶した。 . . . 本文を読む

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温かい日差しが心地よい。このシーズンは労働組合の旗開きなどに出席する機会が多い。それも大手労働組合ではなく、中小の個人加盟のユニオンが多い。今もある組合の旗開きで餅つきをしてきた。いま一つだけれど、忘れていた正月気分を満喫することが出来た。外国人労働者の参加も多かった。故郷を離れて、日本で餅つきを力強くしている彼らの中には、「外国人研修生・実習生」がいる。本来は、技術・技能の習得のために来日しているはずだが、企業にとっては低賃金労働力として悪用する対象としているケースが後を絶たない。 . . . 本文を読む

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今年も残り少なくなってきた。残念ながら「政権交代」選挙で、野党勢力の実働部隊のひとりだった私は、選挙区・比例区ともに届かずに「議席」を失ってしまった。この選挙のテーマの根底には、「かんぽの宿・郵政民営化」への疑問があったことは間違いない。選挙戦で街頭に立った時、「郵政民営化の闇を必ず解明して下さいね」と声をかけられることがよくあった。鮮やかに成功した「05年郵政選挙」だったが、この一時の小泉劇場に酔いしれた後の現実は、「ワーキングプア・格差社会」であり、劣悪な条件の非正規雇用に追いやられた「ロスト・ジェネレーション」であり、年末年始の「派遣村」だった。そして、今年の1月に炸裂したのが「かんぽの宿一括売却疑惑」だった。 . . . 本文を読む

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数日前に原口一博総務大臣より連絡があり、国民新党の亀井久興さんと共に、「総務省の顧問を引き受けてもらえないか」と打診があった。今年全般、「かんぽの宿と郵政民営化の闇」を追及してきたこともあり、政権交代後に徹底究明したいテーマのひとつでもあった。だが、「郵政」にかぎらす、総務省全般にわたって意見を述べてほしいとのこと。霞が関に向けて「真実は如何に」と546回質問してきた私が、役所の中から調査・点検をアドバイスする機会が生れるというのは面白いと思った。社民党の中からも「どうぞやってください」という話になったので、昨日に内諾。本日の発表となった。 . . . 本文を読む

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公共事業のことを中心に追ってきたが、先のテレビニュースで西川善文日本郵政社長がついに「辞任表明」をした。年頭から炸裂した「かんぽの宿疑惑」ではマスメディアがこぞって、「西川支持、鳩山(邦)は横やりを入れるな」という論調を張る中で、「かんぽの宿等一括譲渡」の契約書の謎を徹底的に調査し、ついに「入札偽装」を突き止めて民主・社民・国民の3党でプロジェクトチームをつくった。そして、まさに野党協力で衆参の予算委員会・総務委員会で共同で追及した最大の目的は「小泉郵政改革」の本質は、「公共の財産の私物化」にあるという指摘を共有することになった。 . . . 本文を読む

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相変わらずテレビ朝日には竹中平蔵氏が厚顔無恥な出演を続けている。昨日のサンプロでは、いつもペラペラ喋るのにもかかわらず、重野幹事長から「この人は国会に何回呼んでも来ないんだよね。総務委員会で参考人として呼んでるんですが、9月まで講演の予定がぎっしり入っているとかと言ってさっぱり来ない」と真実の指摘をしたところ、だんまりを決め込んだ。今回の総選挙では、郵政民営化のみが争点だとして行われた4年前の解散・総選挙の総括が行われるべきだと私たちは考えている。 . . . 本文を読む

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昨日の『日刊ゲンダイ』に注目に値する記事が載った。29日株主総会、日本郵政の西川社長の続投が決定した翌日の30日、私たちは衆議院総務委員会で集中質疑を行った。社長続投にあたって西川氏は、「反省すべきところは改めて、再スタートする」という表向きの姿勢を見せていたが、なんとその晩に高級料亭で、「疑惑の会合」が開かれたというのだ。 . . . 本文を読む

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昨日、日本郵政西川社長の「続投」が株主総会で決まったと伝えられている。株主総会と言っても、株主は財務省理財局次長がひとり座るだけで、国が100%の株主である特殊会社らしい株主総会の姿だった。「民間会社、民間会社」と念仏を唱えても、国から無償で2兆7千億円もの土地・建物の資産を「タダでもらう民間会社」があるわけがない。公共の財産を管理している以上は、国会の監視を受けてコントロールされるのは当然だが、西川社長にその自覚があるとは思えない。 . . . 本文を読む

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ドッタンバッタンと騒いだ上に、日本郵政の「西川続投」が決まった。「西川続投」を認めないという鳩山邦夫総務大臣を更迭した麻生総理が、世論の反発を見てあわてて微修正をはかろうとしたが、この土壇場で「西川更迭」を決められる訳もなかった。一時浮上していた西川氏の「会長格上げ論」も受け入れられることなく、「3か月間・30%減給という自己処分」と引き換えに首がつながったことになる。私たち野党3党でつくる「かんぽの宿疑惑追及チーム」は、今日の午後に開かれた野党国対委員長会談に同席し、「西川社長vs鳩山邦夫前大臣」の図式をもう一度組み替えて、「与党対野党」の図式にすることを求めた。 . . . 本文を読む

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