事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

勝手に人生相談Vol.34 ワンオペの母

2020-05-07 | 公務員

大塚 愛 / 桃ノ花ビラ

Vol.33「最凶の母2」はこちら

20代女性会社員。仕事ばかりしている夫についての相談です。

夫は教育委員会に勤めています。平日は夜遅くまで仕事をし、土日も出勤することが多々あります。
私も仕事をしているのですが、そのような状況なので夫には頼れず、一人で全てを担う「ワンオペ」で子育てや家事をしています。

夫が仕事で忙しいのはあきらめているのですが、休日に懇親目的の職場旅行にまで参加することに困っています。一応任意参加ではあるのですが、若手なので断れないようです。

働き方改革や男性の子育て参加を推進すべき教育委員会なのに、旧態依然とした伝統が悲しいです。参加しないことで夫の立場が悪くなってしまう心配もあるので強く言えません。他の家庭でも、このような休日行事に困っているようなのですが、どうしたらいいでしょうか。(W子)

この女性がクレバーな人であることはよくわかる。夫が特定されないように、めずらしく都道府県名すら秘匿をリクエストしているようだし。

コロナの世の中だから、教育委員会は相談時以上にめちゃめちゃな勤務になっているだろう。こちらの職場にも、委員会から夜中の10時にFAXやメールが入っていたりするし、休日のメールは日常茶飯事だ。

にしてもW子さん、あきらめがよすぎます。ワンオペ子育てが日常化すると、旦那さんが転勤したとしてもその習慣は残りますよ。

そして、あなたがおっしゃるように、休日に職場旅行をかますその旧弊さにも驚かされます。教育界には確かにむかしは存在しましたよ職場旅行(こちらでは職員旅行と表現します)。行きましたわたしも。朝からお酒飲んで楽しかったなあ……じゃないか。

でも、少なくともわたしのまわりではもうそんなことをやっているところはありません。正規非正規が混在し、のんきに旅行積立なんてものをやっているところはごくわずかです(だと思いますw)。行政と教員が混在する場だから特殊ではあるんでしょうけど、それにしてもねえ……。

本日の1曲は大塚愛の「桃ノ花ビラ」

妻がまたしても「すいか」(日テレ)をレンタルして熱中している。いやもちろんわたしも大好きなんで、なんかつきあっちゃうのがつらい。もう深夜です(>_<)

にしても、この曲のアレンジは完璧だな。

Vol.35「おせっかいな人」につづく


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