事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

退職事務2020その6 財形貯蓄

2020-02-29 | 公務員

私星伝説【歌詞付き】 - 真璃子

その5「退職互助部」はこちら

山形県教職員互助会は、この退職互助部について去年あたりから必死でアピールしている。制度を利用しないとすればそれはなぜ?的なアンケートまで実施している。

互助会の気持ちもわかる。保険の一種である以上、リスクヘッジの意味もあって会員数は増やしておきたいところ。数年前に直接説明会場でそぉーっと訊いたときは

「9割は入りますね」

ということだった。わたしはむしろ1割も入らない人がいることに驚いたものだった。しかし今はちょっと考えが変わっている。

この制度は、例外なく

「60才から75才まで」

の15年間の医療費を補填するものだ。つまりは、定年退職してから後期高齢者医療保険が該当するまで。

むかしは永年で利用できたはずだが、そうもいかなくなったということか。誰にでも公平に15年間を保障するのは理解できるけれども、その15年間が次第に再任用という制度が浸透して変わってきているではないかと。

ましてやまもなく意外なほど早いペースで定年延長がやってくるのだ。ここは、制度の根幹にかかわる話。

え、お前はそれではこの制度を利用するのかって?ないしょです(笑)。

つづいては財形貯蓄。退職の際に問題になるのは年金財形でしょう。正直に言うと、わたしは某金融機関で平成2年から延々と積み立てて来た。でも、月額わずか5千円だからさして……いやいや、塵も積もれば170万円です。さあ問題はこれを解約して一気にもらうか、あるいは半年経過後に年金として受け取るか。

平成のはじめとはいろんな条件が変わっている。

・利息が非課税というメリットは、このご時世になんの意味ももたない

・今年の説明資料で、財形年金の受け取り分は「いわば貯蓄の分割払いであり、雑所得扱いにはなりません」と明記されている。ほお、前はグレーな話だったのにな。

さて、わたしはどう結論付けたかというと、解約です。年金として受け取ったほうがわたしの性格から言って(すぐに使っちゃうから)正解だとは思うんだけど、だって来月クルマを買うんですもの(笑)。以下次号

本日の1曲は真璃子の「私星伝説」そうだ、この人フォーライフからデビューしたんだよな。


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