第弐部はこちら。
いよいよ、赤壁の戦い……なのに、酒見は徹頭徹尾「赤壁は周瑜と曹操の争いであって諸葛孔明は脇役にすぎない」というスタンス。
よく考えてみればそうだよな。当時の劉備は、およそ呉とタッグを組むというような戦力は(張飛とか関羽とか化け物をかかえているとはいえ)もっていないわけだから。
余人を煙に巻いているだけ、という孔明のいかがわしさと、おそらくは実際もそうだったのであろう野人が多かった呉の人物たちが広島弁で語りまくるリズムが笑わせてくれます。でも大好きな孔明の奥さんをもっと出してほしかったな。これ読んでから「レッドクリフ」見るともっと笑えるかも。
怒涛の第四部はこちら。
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泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2012-07-25 |